2023年度 博物館実習生写真展を開催しています(その2)

今週月曜日より、2023年度写真展を開催しています。今回は、写真展ができるまでの展示準備について紹介します。

写真展の会場レイアウト・設営は、「博物館実習Ⅰ(d)」クラス(會田容弘先生ご担当)の実習生が担当しています。レイアウト案が採用された実習生を現場監督に据えて、先週9日に会場設営がスタートしました。当日は、18℃と比較的作業のしやすい気温になりましたが、朝から降る雨のために湿度は高く、自分たちの身長よりも大きなパネルを汗をかきながら一生懸命運びました。

普段は教室として使用しているため、会場にはPCやこまごまとした備品があります。それらを目隠しするために、予定していた以上のパネルを設置するかどうかで、先生から現場監督に意見が求められました。「見栄え」か「通りやすさ」を採るか迷っていましたが、ここはクラスの皆の総意を聞くと、多数決で追加のパネルを用意することが決まるという一幕もありました。

博物館実習Ⅰ(d)の履修生とボランティアとして加わってくれた実習生が協力して造り上げた会場は、すっきりとした導線でゆったりと作品が見られる空間になりました。

 

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