本学学芸員課程恒例の写真展を本年度も開催することができました。例年、前期の最初の実習が一眼レフ・フィルムカメラでの撮影実習なのですが、リモート授業となったため、カメラに触れたのは、7月に入ってのことでした。大学祭に合わせて写真展を開く予定を立て、例年の半分ほどの時間での写真展開催となりました。花のない季節の写真展はどうなるかと不安だったのですが、とても良い作品が多く、特別講師の東陽写場社長・後藤浩策先生からもお褒めのお言葉をいただきました。本学学芸員課程では、学芸員の必須技術である写真撮影技術を身につけ、撮影実践を行うだけでなく、作品展を開催することで展覧会の実際を経験する実習を20年以上続けてきました。本年度の作品は、過去の写真展の歴史の中でも群を抜いてできのよい仕上がりとなりました。優秀作品展を、近日中に学内で開催することを計画中です。