第三回音源
第3回目を担当します今日のメインパーソナリティーは 4年の 四戸花奈 です。
そして、今日一緒に番組を担当する仲間はこの方々です!
三好花奈さんと工藤恵利さんです。
そして、番組のコメンテーターはお馴染み、大学の先生の、正木恭介先生です。
本日はこの4人でお送りしますが、後ほどゲストも登場しますのでお楽しみに!
≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
このコーナーでは、私たちが学内外で多くの事を学び体験することで、夢や才能を開花させたい!そして、それら学び得たことを社会に開放していきたい!という想いとともに、私たちのキャンパスライフでの、学びや体験を発信していきます。
第3回目の今日は、「宮城学院の「入口」を支えるお仕事とは?」について、宮城学院女子大学職員の真山さんにお話をお伺いしていきます。
私たち学生が、日ごろ大学でお世話になっている方というと、授業やゼミを受け持って頂いている「教授」のイメージが強いですよね。しかし、私たちの学生生活をさまざまな方面からサポートして下さっているのが、「職員」の皆さまです。今回は、その中でも「宮城学院女子大学の入口」を支える職員さんにお話し頂きます。
真山さん、本日はよろしくお願いします!
1.ではまず、宮城学院にどのような職員がいるのでしょうか?
→宮城学院女子大学には、学生のみなさんに直接指導する教員の他に、学生のみなさんをサポートする事務局の職員が約70名います。
宮城学院女子大学の事務局には、学生のみなさんが卒業までの単位修得のサポートや成績管理を行う「教務センター」。サークル活動および奨学金など大学生活全般をサポートする「学生生活センター」。学生のみなさんの就職活動などをサポートする「キャリア支援センター」があります。これらのセンターは、学生の皆さんにとって馴染みのある所だと思います。
それ以外にも、「社会連携センター」や教員希望の学生のサポートを行う「教職センター」などみなさんをサポートするセンターがあります。
一方で、学生の皆さんと直接的な関わることが少ない部署もあります。先生方の研究活動のサポートや、学生のみなさんがより良い環境で学べるように大学全体の運営を管理する「教育研究支援グループ」と言う管理部門もあります。私はその教育研究支援グループの中にある「入試センター」というところに所属おります。
2.「入試センター」のご担当ということですが、どんな仕事をしているのですか?
→簡単に言うと入学を検討している高校生の方々への対応や入学試験に関わる仕事をしています。具体的には・・・
・宮城学院女子大学の魅力を伝える広報活動
・入学試験の実施に関わる仕事
・より良い入試制度を実施するための調査や企画
と言ったものが「入試センター」の仕事になります。
3.「広報活動」とは具体的にどんな活動なのですか?
→各地で開催される進学相談会に出展し、高校生や保護者の方から、大学での学びの内容についての質問および入試対策に関する相談などに対応します。
また、最近は多く高校で校内進学ガイダンスが開催されます。高校から依頼され、大学の教職員が直接出向いて、学校説明を行うといった行事です。
(相談会やガイダンスの経験がある方いれば、その時のエピソードなどのフリートーク?)
いづれのイベントも高校生のみなさんに宮城学院女子大学のことを少しでも知ってもらうための活動になります。我々が行う広報活動は、高校生のみなさんが進路決定を左右することに繋がる重要な仕事だと考えています。
皆さんも、宮城学院女子大学を受験または入学をすることを決意する際には、何らかの“きっかけ”があったことかと思いますいかがですか?
特に、この時期は高校3年生の方が志望校を決めたり、推薦入試やAO入試の受験に向けて、準備を始める大切な時期です。私たちの説明したことが、高校生の進路を左右することになるかもしれませんので、宮城学院女子大学の入試センターの職員は、誠実に対応することをモットーに広報活動に励んでいます!
4.・入学試験の実施に関わる仕事とはどういう内容ですか?
→入学願書の作成や入試問題の作成などの他に、入学願書の受付などの業務を担当します。
ですから数年前に、私は皆さんの願書を目にしているはずだと思います。
そして試験の実施運営を行うという仕事があります。あまり知られてないと思いますが、試験当日に、受験生の皆さんがより良い環境で受験できるように、大学の教職員は、机の配置、空調の管理の他に、受験生の皆さんが迷わず試験室に入れるような順路を考えたり、掲示を作ったり細心の注意を払って業務にあたっています。試験当日は受験生の皆さんは緊張していると思うのですが、同じ位に入試センターの職員も緊張しています・・・不測の事態が起きて、試験が行えない事態が生じると、多くの受験生のその後の進路に悪い影響を及ぼすことになりますからね~
(試験当日にハプニングに遭遇した方がいれば、コメントなどのフリートーク?)
5.より良い入試制度の実施に向けた調査や企画とはどんな仕事ですか?
→様々な入試の方式がありますが、それぞれの入試方式が妥当なものなのか否かを検討します。試験に合格したみなさんが大学ではどのように学び、成長しているのかを追跡調査することにより、その入試制度の在り方を検討します。たくさんの入試制度があり、それぞれの制度に特徴があるように、入試制度ごとに分類するとその入学者自身にも特徴が現れきます。宮城学院女子大学は、いろんなタイプの学生に入学してもらいたいと考えています。単純に多様な学生を受け入れるというのではなく、大学で学ぶにふさわしい人を選抜するためにも、入試の仕組みを考えることは、宮城学院女子大学の環境を整えていく重要な仕事だと思っています。
(私たちの大学での成績なども、これからの受験する高校生の入試に影響するということですね?)
→その通りです!今、文部科学省では、高大接続システム改革という名のもと、大学入試の在り方を見直そうとしています。将来、大学へ進学を希望される方には、今とは少し違った基準で選抜を受けることになるかもしれません!それを決めていく上でみなさんの今の状況と、みなさんが経験した入試内容の有効性が問われることになるのです!我々教職員は、大学で高等教育を受ける学生の皆さんに、より多くのことを学び、経験してもらえる大学を入学という「入口」の時点から創出し、社会に貢献できる人材育て、卒業という「出口」から送り出していきたいと願っています。
なるほど。私は、受験の当日は自分の事でいっぱいいっぱいになっていましたが、私たちが試験を受けやすいよう気を配ってくださっていたのですね。
6.来年の入試情報などがありましたら教えてください!
→6/10(金)に今年度のAO入試の募集用要項を発表しましたので、詳しくは宮城学院女子大学のホームページをご覧ください。
また、6/26(日)にはオープンキャンパスを開催します。特に6月は高校3年生の方々が、志望校を決める上で重要な時期と言えます。今回のオープンキャンパスでは、各学部学科の紹介はもちろん、AO入試や推薦入試に関する情報を得られるチャンスです。当日は、AO入試や推薦入試を経験した在学生が、各学部学科のブースでお待ちしています。受験対策のことなど、直接質問してみてはいかがでしょうか?)
以上、「私たちのキャンパスライフ」今回は「宮城学院の「入口」を支えるお仕事とは?」について、宮城学院女子大学職員の真山さんをお迎えしてお伝えしました。
≪音楽タイム≫
ここで一曲音楽をお届けします。
ラジオをお聴きの皆さんは、うれしいとき、悲しいとき、どんな音楽が聴きたくなりますか?
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を女子大生目線で紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、私、四戸花奈の選曲で THE BAWDIES の「SUNSHINE」です。
ジメジメした梅雨の時期こそ、明るい曲を聴いて元気に過ごしたいですよね。
今回選曲したのは包み込んでくれるような温かい1曲です。それではお聞き下さい。
~♪~
お届けした曲はTHE BAWDIESで「SUNSHINE」でした。来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
≪コーナー2≫
さて、次は「行事食再発見!」のコーナーです。
お野菜、お魚、など紹介してきたコーナーですが、今年は「行事食」を取り上げてみることにしました。「和食:日本人の伝統的な食文化」は「ユネスコ無形文化遺産」として登録されましたが、皆さんは伝統的な日本食をどのくらいご存知ですか?今では伝統的な日本食に出会う機会は私たちも少なくなっていますが、このコーナーで東北地区の「行事食」を中心に紹介し、和食を見直してみたいと思います。お付き合いください。
このコーナーでは、毎週1つ、行事やそれに関わる食事をご紹介していき、行事食のいわれや魅力をお伝えしていきます。恵利さん、よろしくお願いします!
はい!今日は、旧暦6月30日に行われる「夏越しの節句(なごしのせっく)」についてお話ししたいと思います。
この行事は日本各地の神社で行われ、6月の晩日は1年の前半の最終日にあたり、農作業の前半作業が終わる時期かつ半年間の疲れがたまっている時期であることから、茅の輪くぐり(ちのわくぐり)や人形(ひとがた)流しを行うことで健康維持や災害が起こらないようにと祈願します。
この日には昔の人々はまんじゅうや団子を食べスタミナをつけていたということです。
そこでご紹介するのは「酒まんじゅう」です。どのようなものかというと、もち米と米麹で甘酒を作り、その甘酒を小麦粉にまぜ、その生地であんを包んで蒸した饅頭だそうです。まんじゅうに使われる小豆は、昔から赤い色が悪魔祓いとして信じられ、疲労回復や利尿・利水効果に優れていることから昔の人々は小豆を取り入れた和菓子をこの時期に食べていたようです。
さらに、日本各地の酒まんじゅうについて調べてみると、長野県や新潟県の一部ではあんまんのような形、福井県の一部では平たく焼き印が入れてあるもの、岐阜県の一部では茶饅頭のようなものといったように、地域によって形状や味、作り方が異なることが分かりました。
また、6月16日は和菓子の日といわれており、昔の生活には冷房がなく、暑さに耐えにくい環境であったため、病気がちな人が多くいたことから、甘く食べやすいお菓子でエネルギーを補給するという考えがあったようです。これから暑く蒸し暑い日が続くと思いますが、みなさんもまんじゅうや団子といった和菓子を食べてみてはいかがでしょうか?
以上『行事食再発見!』、今回は「夏越しの節句」について恵利さんがお伝えしました。
≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
さて、続いては『解決!なんでもアンサー』のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回の担当は、3年生の三好花奈さんです。
はい!今回、ラジオネーム カープさんから「カレーはいつまで日持ちするの?」という質問を頂きました。私、三好花奈が調べてまいりました!
今回 ラジオネーム カープさんから「カレーはいつまで日持ちするの?」という質問を頂きました。私、三好花奈が調べてまいりました!
夏は美味しい野菜が沢山とれるので、つい夏野菜たっぷりのカレーが食べたくなりますよね。カレーは、2日目からが美味しいと言われていたり、1人前だけを作るのは難しいので、多くの方が作り置きをしているのではないでしょうか。
そこで、いつまで保存できるのか気になりますよね。
カレーの保存期限は、常温で1日、冷蔵で2~3日と言われています。高温高湿になりやすい梅雨や夏は、さらに食べ物が腐りやすくなりますので、もっと短くなるかと思いますので注意してくださいね。
カレーを作り置きして、そのまま鍋で腐らせてしまった経験はありませんか?
鍋のまま常温放置をすることは大変危険です。
常温放置をすると、ウェルシュ菌という菌が増殖して、食中毒を引き起こす危険性があるのです。多くの菌は加熱で死んでしまいますが、まだ毒素を出す前のウェルシュ菌は熱に強いため加熱で殺菌はできません。
さらに、カレーはどろっとしていますよね?そのため、温度が下がりにくく、温めた時の余熱で増殖しやすい環境をかえって作ってしまうのです。
では、どうするとよいのでしょうか。
①保存する時は、素早く冷やして冷蔵庫へ保存しましょう。小分けにすると、冷めやすくウェルシュ菌の嫌いな空気に触れやすくなるのでオススメです。
そして、
②作り置きの料理を食べる時は十分加熱して食べましょう。中心部へ火が通るように、空気が混ざるように、十分かき混ぜることも大切です。
以上2つのことを守って、カレーを美味しく食べましょう。
(さて、カレーの保存についてご紹介してきましたが、夏は他にもお味噌汁や口をつけたペットボトル飲料も保存方法を注意して下さいね。
温かいお味噌汁は菌が増殖しやすい環境になっています。粗熱がとれたら冷蔵庫に保存することが大切ですね。ですが、温め直しをするとお味噌の風味が飛んでしまいますので、出来れば毎度作るようにするといいですね。
口をつけたペットボトル飲料についても、口内の菌がペットボトル内に入り、常温放置によって繁殖してしまいます。ですので、冷蔵庫に入れるか、コップに移して飲むようにしましょう。当日中に飲み切るのが望ましく、前日の余りの飲料は飲まないようにしましょう。
夏はものが腐りやすい時期ですので、作り過ぎに気を付けて、美味しいものは美味しい内に食べ切るようにしましょう。どうしても次の日も食べたいときは、常温放置は危険です!必ず冷蔵庫に入れて保存して下さいね。)
質問して下さったカープさん、参考になったでしょうか?カレーはドリアやうどんなどアレンジも豊富な料理ですので、ぜひ飽きないように工夫しながら、美味しいうちに食べたいですね!
以上、「解決!なんでもアンサー」、今回は三好花奈さんに「カレーの保存方法」について紹介してもらいました。