14回目となる本日は、私、伊藤菜那子、3年の一宮菜津美さん、コメンテーターは横山さん、でお送りします。
≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
菜津美さん、お願いします。
はい、今回は8月下旬にあった連続講義について私、一宮菜津美がお伝えします。
8月下旬夏休みのまっただ中に連続講義がありました。栄養教育Ⅱの授業で1日4コマを3日間講義がありました。栄養教育といっても集団の相談者に対する指導について学ぶのではなく、栄養カウンセリングの内容がメインでした。
栄養カウンセリングとは、健康や食事の悩みや問題を抱えた人に対して行うカウンセリングです。実際の面談では、会話による言葉だけでなく態度や表情、雰囲気を含めたコミュニケーションをとり、相談者が健康のために行動を見直し、食生活を改善し、抱える問題が解決に向かうように管理栄養士がサポートします。
栄養カウンセリングでは、相談者自らに「食生活を改善してみようかな」とやる気になり、「健康のために自分でやるんだ」と前向きに考え、取り組めるように、栄養士・管理栄養士はカウンセリング技術を用いて、相談者の自立を尊重し、サポートしていきます。相談者の話を最後まで聞き、どのように考えているのか、どうなりたいのかを理解した上で食生活を改善するための方法を相談者の方と一緒に探していきます。そこで、管理栄養士に求められることに1つに「傾聴」があります。傾聴とは、耳を傾けて聴くということです。傾聴するときは、最後まで相談者の話を聞くことが大切です。しかし、私は普段の生活の中でよく友達の話を遮って自分の意見を言ってしまったり、相手の意見を否定してしまいます。
Q.皆さんは友達や家族と話していてついつい相手の話を遮ってしまうことはありませんか?
(それぞれコメントを言う)
先程も言いましたが、カウンセリングにおいて、最後までしっかりと相手の話を聞くことが大切です。最後まで相づちを打ったり、「へえ~」と共感したりしながら話を聞くことにより、相談者は話しやすく、心を開いて話してくれるので、信頼関係を築くことができます。
家族や友達に相談された時など傾聴してあげてみてください。きっと相談してくれた人は「あなたに相談してよかった」と思ってくれると思います。ぜひ、試してみてください!
以上、「私たちのキャンパスライフ」、今回は一宮奈津美さんに紹介してもらいました。
≪音楽タイム≫10分00秒~13分00秒
ここで一曲音楽をお届けします。
~♪~
コーナー2 泉区いいとこ大発見
今回私は、泉区の松森にあるインド料理店、チットラについて調べてきました。
チットラは旭ヶ丘駅から徒歩20分の距離にある、こじんまりしたインド料理屋さんです。駐車場が広いので、車で行くのがおすすめです。
南光台小学校近くにあり、住宅密集地の中にチットラは存在します。
1985年にこのお店はオープンしたので、かなり老舗なインド料理屋さんです。
先日行ってきたのですが、 ここのお店はマトンカレーが絶品ということだったので、マトンカレーを頼んでみました。 もちもちのナンと一緒に食べるインドカレーは絶品でした。しかし、マトンカレーは辛口で、辛い物が苦手な人には少し厳しいと思うので、ほかのメニューにある甘口のものを選んだほうがいいかもしれません。 一緒に行った友達は中辛のチキンカレーを選んでいたのですが、骨つきのチキンで、お肉が柔らかくとてもおいしかったです。しかし、中辛でもけっこう辛みは強かったです。
本場のカレーなだけあって、スパイスが効いていて家では作れないようなとてもおいしいカレーでした。
カレーの種類は、マトンカレー、チキンカレー、キーマカレー、ベジタブルカレー、ダールカレー、サグマトンカレー、お子様カレーと、けっこう豊富な種類のカレーがそろっているので、自分の好きなカレーを選んでみてください。
カレー以外には、タンドリーチキンなどもおいてあります。
飲み物も、ヨーグルトのドリンクであるラッシードリンク、マンゴージュース、チャイなど、インド料理店ならではの飲み物がおいてありました。
私はラッシーを飲んだのですが、すごく濃厚で、市販の飲むヨーグルトと比較しても濃厚さがきわだっていました。
値段は種類にもよりますが、900円くらいでおいしいカレーが食べられるので、行ってみて損はないと思います。
カレーは、おいしいだけでなく、実は健康にいいパワーも秘めています。ターメリックに含まれているクルクミンにより脳のストレスを軽減し、認知症予防・改善に効果があります。クルクミンは、アルツハイマー病を引き起こす「アミロイドβタンパク」の脳内蓄積を大きく減らしてくれます。
また、カレーに入っているスパイスにより消化吸収や血行促進を促し、新陳代謝を高める働きがあり、さらににんじん、じゃがいも、玉ねぎなどの相乗効果で冷え性を改善します。
カレーには野菜がたくさん入っているので、栄養満点のたべものです。
このインド料理やさん、チットラ、ランチは11:30~14:30、よるは17:30~20:30の営業です。
火曜日と水曜日が定休日なので注意してください。
泉区にあるおいしいカレーとナンを、ぜひ皆さん食べに行ってみてください!!
以上、『泉区いいとこ大発見』でした。
≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は伊藤菜那子さんに紹介してもらいます。お願いします。
今回はラジオネームお菓子大好きさんから「サラダ味ってどういう味なの」とのご質問をいただきました、調べてきました。
よくお菓子などで見ることのあるサラダ味ですが、どこがサラダなのかと疑問に思ったことはありませんか。野菜の味がするわけでもないのに、なぜこの名前なのでしょうか?
亀田製菓のソフトサラダや、カルビーで出されているじゃがりこサラダ、江崎グリコのプリッツサラダなど多くの商品で出されています。みなさんもよく食べていると思います。
実は、サラダ味のサラダは、サラダ油のことなんです。私が調べたところ、「サラダ油」がまだ高価だった1960年代にサラダ油をからめて塩をまぶしたせんべいが作られました。その頃の時代の背景として、純日本風の「塩味」とするよりは洋風の「サラダ味」とした方がおしゃれではないかということで名付けられました。それまでのしょうゆ味のせんべいに比べて、斬新で高級感のあるイメージで人気を呼び、以後、米菓の定番の味として親しまれています。つまり「サラダ油をからめた塩味」がサラダ味というわけです。他の会社も同じようにとらえているようです。サラダの味を再現したサラダ味も存在するようですが、一般的にサラダ味といえば「サラダ油をからめた塩味」を指しているようです。
サラダ味の大切な要素である「サラダ油」は、用途が広く、比較的安価でキッチンに欠かすことのできない油ですが、そもそも「サラダ油」とそれ以外の油は何が違うのでしょうか? 1924年に日本で最初にサラダ油を販売した日清オイリオグループによると、サラダ油は、サラダなどに生で使用できる食用油のことです。より精製の度合いを高めた良質の食用油のことをサラダ油と呼ぶとのことでした。発売当時、日本では食用油は主に揚げ物などに使っていたそうですが、西洋では生野菜に塩や酢を加えてドレッシングのようにかけて食べていたようでした。同じような使い方をするために、低温で固まりやすい成分を取り除いたものがサラダ油なのだそうです。揚げ物や炒め物のほか、マヨネーズやドレッシングなど冷えた料理にも使用することのできるオールマイティなサラダ油。その名前の由来には、ちゃんと理由がありました。「サラダ油」という名前の由来は、生のままサラダにも使える油、ということからつけられました。
また、油はβカロテンの吸収をよくしてくれます。にんじんやピーマンなどの緑黄色野菜には、カロテンが豊富に含まれています。おもにβ-カロテンと呼ばれるものでβ-カロテンは、油に溶けて体内に吸収されやすくなります。βカロテンは、粘膜を健康に保つ効果や美肌効果、ガンを予防及び抑制する効果が期待されています。サラダ油のような植物油と一緒にとると吸収がよくなり、栄養効果もアップします。効率よくとるためには、油脂を使った調理がおすすめです。
油は摂り過ぎずに注意しながら効果的に使用しましょう。
以上、「解決!なんでもアンサー」今回は「サラダ味」についてお送りしました。
本日は、伊藤菜那子、一宮菜津美さん、コメンテーターは横山さん、でお送りしました。
『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに』