本日は、時田真帆さん、一宮菜津美さん、コメンテーターは正木恭介先生、メインパーソナリティは佐藤栞でお送りします。私たちのキャンパスライフ
今回は3年の一宮菜津美さんに「オリエンテーリング部」について紹介してもらいます。よろしくお願いします。
はい、今回は私が所属している部活動 オリエンテーリング部について私、一宮菜津美がお伝えします。
Q.みなさん、オリエンテーリングというスポーツを知っていますか?
オリエンテーリングは、ノルウェー発祥のスポーツで、森や公園、大学のキャンパスで行います。地図とコンパスを持って、設置されたポイント(コントロール)をスタートから指定された順番に通過していき、フィニッシュまでのかかった時間を競うスポーツです。
Q.菜津美さんは、オリエンテーリングのどのようなところがおもしろいと思いますか?
オリエンテーリングは、決まったコースを走るのではなく、人それぞれ自分でルートを考えてポイントを目指して走ります。足の速さだけでなく、頭も使うスポーツ、より通りやすいルートを考えた人が勝つことができるところが面白いと思います。
遠征では、さまざまなところに行きます。よく行くのは栃木県で、宮城県の次の『ふるさと!』って感じです。みんなで車に乗って遠征に行くのが楽しいです。また、大会の帰りに温泉に行ったり、名物のものを食べたりするのが大会に行く楽しみ1つになっています。私が今まで行った中で、滋賀県で行われた大会が一番遠いところで行われた大会でした。
Q.栞さんはオリエンテーリングをやったことがありますか?
レース前って緊張して食事が喉を通らなくなることがあります。
みなさんの大切な試験の前、発表会の前などの緊張する事はありませんか?
スポーツをする上で、どのスポーツにも言えることですが、レースの前、緊張しても少しは食事をとったほうが良いと思います。オリエンテーリングでは、時期や出場するクラスにもよりますが、長くて10km近くの距離のアップダウンがあるところを走ることがあります。レース前に食事をとっていないと走っている際に、ハンガーノックと呼ばれる状態になることがあります。ハンガーノックとは、激しく長時間に渡るスポーツ時に、極度の低血糖状態になることをさします。低血糖状態になることにより、体が動かなくなってしまいます。ハンガーノックを予防するためにレース前に食事をする事が大切です。
9月3日日曜日には東北大学が主催の大会が仙台市青葉区上愛子で行われ、宮城学院女子大学も協催として、運営を行います。大会記念のオリジナルTシャツやストラップ、タオルなどをデザインし、販売します。
大会場所の近くの錦ケ丘中央公園では、実際にオリエンテーリングを体験できます。お子様だけでなく、大人の方も大歓迎です。ぜひ、興味がある方は参加してみてください!
以上、「私たちのキャンパスライフ」、今回は一宮菜津美さんに「オリエンテーリング部」について紹介してもらいました。
≪音楽タイム≫
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≪コーナー2 泉区いいとこ大発見≫
このコーナーでは、泉区にかかわる新聞記事や情報雑誌、イベントなど、私たちが気になったスポット、健康や食の情報をレポートします。
泉区のいいとこをたくさん見つけて、紹介していきます。
第11回目のレポーターは私、佐藤栞です。よろしくお願いします。
今回は、泉区市名坂にある「JAMIN(ジャマン)」というフランス菓子のお店をご紹介させていただきます。こちらのお店は、泉中央駅近くのすいせん通りという通りにあり、2005年にオープンしたそうです。
みなさん、行ったことありますか?
私は、このコーナーを担当するにあたって、友人にいいお店はないかと尋ねたら、JAMINさんを教えてもらいました。その友人と一緒にケーキを食べに行ってきました。
ここからは、実際に訪ねて、パティシエの大村さんにお話を伺ってきたことをもとにレポートさせていただきます。
JAMINさんでは、素材の鮮度を活かしたフランス菓子にこだわっていて、季節によって、その時期に旬な食材を使った商品がたくさんあります。人気の商品は、タルトだそうです。私が伺ったのは7月だったのですが、その時は旬の食材であるブルーベリーを使った「ブルーベリーのタルト」があって、私もそれを食べさせていただきました。ブルーベリーの大きさがとても大きくて、それがふんだんに使われていて、見た目からとてもおいしそうでインパクトがありました。食べてみても、ブルーリーの味がとてもしっかりとしていて、おいしかったです。
他にはどんな商品があるのですか?
はい、他にも仙台ならではのずんだを使ったモンブランなど、様々なケーキがあります。また、マドレーヌやサブレ、それからパウンドケーキなどの焼き菓子も豊富にありました。
私が特に気になって、買って食べたのは「そばサブレ」です。そば粉が入っているサブレで、そばの風味があって、甘すぎなくて食べやすかったです。食感もサクサクとしていて、とてもおいしかったです。私は、サブレが好きなので新しい発見ができて、とてもうれしかったです。
また、ジャムも売っていて、サクランボのジャムをいただきました。これは、実際にサクランボを採りに行き作ったものだそうで、30kgくらい採ってきたそうです。ジャムは洋酒が効いていて、大人な味という感じがしました。パンにつけて食べたりして、とてもおいしかったです。
さらに、JAMINさんでは、アレルギーにもできる範囲で対応してくださるそうです。私は小学校に実習に行ったのですが、アレルギーを持っている子どもが多いことを実感しました。このようにアレルギーにできる範囲ではありますが、対応してくれるお店があることはアレルギーがある子どもの保護者の方にとってもうれしいのではないでしょうか。
パティシエの大村さんは、季節によっていろいろな食材を使っています。ぜひ来てほしいとおっしゃっていました。
みなさんもぜひ、JAMINに足を運んではいかがでしょうか。
最後に、取材をこころよく引き受けていただきありがとうございました。
以上、「泉区いいとこ大発見」のコーナーでした。
≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーのみなさんから頂いた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回は、4年の時田真帆さんに紹介してもらいます。よろしくお願いします。
ペンネーム キャンディスさんからの質問です。
「わたしはとっても日本の料理が大好きで、ごはんを作る時もほとんど和食です。とくに漬物は欠かさず食べているのですが、『おしんこ』といったりしますよね?それはどういう意味なのですか?」という質問をいただいたので、私、時田がお答えします!
確かに新しい、香りと書く「お新香」という言葉がどのような意味なのか気になりますね。
まずお新香と漬物は同じなのか調べてみたら、厳密にいうと違うということが分かりました。
みなさんは漬物というと何が思い浮かびますかね?
たくさん挙げていただきましたけれども、この中で「お新香」に該当するのは、発酵させていない、浅漬けのものだそうです。また、漬物を上品に言うときお新香と言ったり、香の物と言ったりします。漬かりが浅く、新しいからそのような名前になるのですね。では、香りに物と書く「香の物」はどのような由来か気になりますよね。
平安時代までさかのぼりますが、貴族の遊びに「聞香-もんこう」・「香合わせ」という香りを焚いてその種類を当てるというものがありました。しかし色々な香りを嗅いでいると、鼻がおかしくなってきますよね。私も柔軟剤を選ぶときに色々な香りを嗅いで選んでいますが、違いが分からなくなってくることがよくあります。その際、一度鼻を休ませるために使われたのが漬物と言われています。みそ漬けなど匂いの強いものを食べることで、嗅覚にもリセット効果があったとされています。
先にお新香は浅漬けのことだとお話しましたが、浅漬けは、きゅうり、なす、にんじんなどの野菜を短時間だけ漬けたものです。発酵させないため、色が薄くならずきれいなままで酸味が強いということがなくなります。一方、たくあんや柴漬けなど乳酸菌によって発酵する漬物は菌の繁殖がしにくく、長期保存できる漬物となります。漬物というと発酵食品というイメージがありますが、現在スーパーで売られているもののなかには発酵していないものも多くあるそうなので、よくみて買うことをお勧めします!
それから、なんと!今日8月21日は「漬物の日」なのです。毎月21日が漬物の日なのですが、8月の21日は名古屋の萱津(かやつ)神社で「香の物祭」というお祝いをしています。この神社の云い伝えで、昔、お供え物として土地からとれる野菜と海からとれる塩をお供えしていましたが、時間が経って腐ってしまうのを嘆いた人がカメの中に供物をいれてお供えしたところ、ほどよい塩漬けとなり、時間が経っても変わらない不思議な味を神からの贈り物として受け取ったとあり、祝うようになったそうです。
ここまで少し漬物の歴史もお話しましたが、まだまだ奥が深そうですよね!
キャンディスさん、今日の話は参考になったでしょうか?
以上、「解決!なんでもアンサー」、今回は時田真帆さんに「おしんこの意味」について紹介してもらいました。
『管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに』