02 20160613miyagi.mp3
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2回目を担当します今日のメインパーソナリティーは4年の菅原あかねです。
今日は「夏になったらしたいこと」をテーマに自己紹介させていただきます
そして今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間はこの方々です!
4年荒谷里美さんと3年佐藤琴音さんです。
そして、番組のコメンテーターはお馴染み、大学の先生の、正木恭介先生です。
本日はこの4人でお送りします。
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
1曲音楽をはさんで、番組後半は、行事食の魅力をさぐる「教えて!行事食」のコーナーと、皆さんから頂いた疑問を私たちが何とか答える「解決!なんでもアンサー」のコーナーをお届けします。
fmいずみのスタジオからお送りします。
どうぞ、30分間お付き合いください。
この番組は、食育関連事業を行っているNPO法人オリザネットの提供でお送りいたします。
≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。
今回は、「農業体験」について、佐藤琴音さんにお伝えしもらいます。
はい!
私達は、5月29日にイーストファーム宮城さんで農業体験をさせていただきました。ぽかぽかしていて心地よい風が吹く気持ちの良いお天気でした。
(どんな農業体験をしたんですか?)
はい、はじめに、農業体験のメインとして田植えを行いました。
田植えは裸足で小学校の体育館の四分の一くらいある大きな田んぼで行いました。当日はとてもお天気がよくて泥が冷たく気持ち良かったです。田んぼの中に、めあすとして苗を植える線が付いているのですが、泥のにごりで線が見えなくなったり足が泥で上手く動かせなったりと農場のみなさんのようにきれいにまっすぐ苗を植えることができなくて苗の列がグニャグニャになってしまいましたが農場のみなさんに声をかけていただいてとても楽しく作業ができました。私は、こんなに大きな田んぼでの田植えが始めてだったので、田んぼの端から端まで苗を植えるのが結構大変で、無事に大きく育つといいなと思いました。
田植え作業のあと具沢山の豚汁と栄週米ササニシキというビタミン、ミネラルが豊富で栄養価が高いもち米のおにぎりを頂きました。栄週米はたくさん食べると高い栄養価が得られるをけではなく長期で食べると高い栄養価が得られるそうです。確かに地元の方はみなさんとても元気で、栄週米は地元の方の元気の源にもなっているのかなと思いました。農業を行う上で大切なことは、自分で作って自分で売ることだと仰っていました。自分で売り直接消費者と触れ合うことで消費者の意見を反映した農業を行えるのかなと思いました。
場所を移して東松島の行者ニンニク畑で鉢植えへの植え替えをしました。私ははじめて行者ニンニクを知りました。行者ニンニクとは、ニラやニンニクと同じユリ科のネギ属だそうです。行者ニンニクの天ぷらを頂いたのですが、にんにくのような風味がし見た目はネギのようでした。作業では、雑草を鉢植えに入れないように植えるのが難しかったです。
その後、石巻でひまわりの種を植えました。畑にシャベルで穴を掘って種を二個ずつ穴に入れ、土をかぶせて上からぽんぽんとたたいて植えました。みなさんはひまわりの種と聞いて何を想像しますか?
そうですよね、白黒の縞々模様の種を想像しますよね。しかし、今回植えたひまわりの種はきれいな青色でとてもびっくりしました!どんな花が咲くのか楽しみです!!
地元の方は本当にとてもご親切で、楽しく貴重な体験をすることができました。
以上、「私たちのキャンパスライフ」今回は「農業体験」についてお送りしました。
≪音楽タイム≫
ここで一曲音楽をお届けします。
ラジオをお聴きの皆さんは、うれしいとき、悲しいとき、どんな音楽が聴きたくなりますか?
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、正木ゼミ4年髙橋美結さんの選曲で ZARD の「負けないで」です。
この曲は、落ち込んでいるときに聞くととても元気が出る、素敵な一曲です。
それではお聞き下さい。
お届けした曲はZARDで「負けないで」でした。
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
≪コーナー2≫
さて、次は「教えて!行事食」のコーナーです。
ここではで、毎週1つ、行事やそれに関わる食事をご紹介していき、行事食のいわれや魅力をお伝えしていきたいと思います。今回は、私、菅原あかねがご紹介します。
今回の行事は、旧暦6月15日に行われる、「馬っこつなぎ」です。この行事は、中古以来もろもろの疾病除去の目的で行われたもので、主に、岩手県の遠野(とおの)市、江刺(えさし)市、上閉伊郡(かみへいぐん)、下閉伊郡(しもへいぐん)などで行われていた伝統行事です。
この日には、お天王様(おてんのうさま)に初胡瓜をあげ、わらで親馬、仔馬の二頭を作り、田や畦(あぜ)、神社などの鳥居に立てたりしました。そのとき、馬の食べ物を口にくわえさせたり、背中に背負わさせたりしましたが、その食べ物が地域によって異なります。
主に、スットギ、生米、団子、もち、ハットウなどで、昭和40年ごろまでは、よく行われていたそうです。現在では、牛や馬を飼う家もほとんどなくなり、馬っこつなぎはほとんど行われなくなりましたが、行事食のスットギや小豆バットウは現在も他の行事に残されているようです。
スットギと小豆バットウについて詳しく調べてみたところ、スットギとは蒸かした青豆を擦りつぶして米の粉を加えながら砂糖、塩で調味しカマボコ型に形を整えた、伝統菓子のことだそうです。
コメント(見た目は、緑色のかまぼこのようでなんだかおもしろいですね。)
小豆バットウとは、青森県南部地方、岩手県で昔からよく食べられていたもので、お汁粉の団子の代わりにひもかわうどんが入っているちょっと変わった粉ものです。
小豆にうどんを合わせるなんて、とても斬新ですね。私も一度食べてみたいです。
このように、ひとつの行事でもいろいろなものを食べる風習があるんですね。現在はあまり行われていない行事のようですが、これからも伝承され続け、大切な食文化が受け継がれるといいなと思いました。
以上『教えて!行事食』、今回は、私菅原あかねが「馬っこつなぎ」の行事食についてご紹介しました。
≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
さて、続いては『解決!なんでもアンサー』のコーナーです。
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していきます。今回の担当は、4年生の荒谷里美さんです。
はい!今回、宮城学院4年生の髙橋美結さんのお母様から「鶏むね肉を柔らかくするにはどうしたらいいか」という質問をいただき、私、荒谷里美が調べてきました!
肉を柔らかくするには、タンパク質分解酵素が重要です。タンパク質分解酵素とは、その名の通り、たんぱく質を分解する働きを持つ酵素のことです。よく知られているのが、ショウガやパイナップル、麹などで、料理にもよく使われますよね。私たちがよく食べる「豚の生姜焼き」なんかも、実は化学的な調理方法だったんですね。
また、最近テレビ番組「ためしてガッテン!」で紹介された、マイタケで鶏肉を柔らかくする方法が話題になっています。
マイタケにも、タンパク質分解酵素が含まれており、お肉を柔らかくできるのです。
今日は簡単に調理法方をお伝えします。
1.マイタケをなるべく細かくみじん切りにする。
2.マイタケを水、砂糖、塩といっしょに密閉できる袋に入れ、よくもんで均等に混ぜ合わせる
3.そぎ切りにしたむね肉を入れ、肉のまわりにまんべなくマイタケがつくよう注意しながら 袋ごと1分間よくもむ
4.90分以上室温で置いておく。もしくは冷凍保存する。
こうすることにより、マイタケのタンパク質分解酵素がよく働き、鶏肉が柔らかくなるようです。
調理する際は、そのまま袋から必要な分だけ取り出して焼くだけなので、一人暮らしの人には、一度に多く作って冷凍保存しておくのがおすすめです。
方法もとても簡単なので、みなさん試してみてはいかがでしょうか。
以上、「解決!なんでもアンサー」、今回は荒谷里美さんに「鶏肉を柔らかくする方法」について紹介してもらいました。