食品栄養学科自主制作ラジオ放送 20121101 第22回
≪オープニング≫
「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」~!
こんにちは! この番組、今日で22回目となります。
宮城学院女子大学 食品栄養学科で管理栄養士を目指す私たちが、栄養と食べることの魅力を熱く語っていく番組です。
先輩たちから引き継ぎ、今年で4年目の番組です。
私たちのキャンパスライフや、黒川郡大衡村で行っている教育ファームの様子、ご当地自慢なども紹介していきます。
とにかく食べることと東北地方が大好きな私たちの想いが、皆様に届きますように!
一生懸命頑張ります!
毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!
今日のメインパーソナリティーは3年生の漆原由紀でお送りします。
番組のコメンテーターは私たちの大学の先生の正木恭介先生です。先生はこの時期になるとアーガイル柄のセーターはいつも着ている、アーガイルの似合う素敵な先生です。先生よろしくお願いします。
そして今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間はこの2人!(パーソナリティーが振る。)
3年生の庄司桃子と 同じく3年の神事美紗です。
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。今日は先月10月13日、14日に行なわれた大学祭についてお伝えします。
1曲音楽をはさんで、番組後半は、私たちの出身地の名物などを紹介する「ご当地自慢」のコーナーと、今日からすぐに役に立つ豆知識「栄養ワンポイント」のコーナーをお届けします。
FMいずみのスタジオからお送りします。
どうぞ、30分間ランチタイムのBGMとしてお付き合いください。
この番組は、宮城学院女子大学の提供でお送りします。
≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。今回は先月10月13日、14日に行なわれた大学祭についてお伝えします。
大 学祭ではサークルやゼミなどたくさんの団体がさまざま企画や模擬店の出店などで大学祭を盛り上げます。特に食品栄養学科では4つのゼミがそれぞれ模擬店を 出店しました。私たち、正木ゼミでは毎年3年生が出店しています。何を作ったかというと・・・その名もイソフラボンバー!
イソフラボンバーは7~8年も続いている正木ゼミ伝統の豆腐ドーナツのことです。
豆腐とホットケーキミックスを混ぜて、ピンポン玉くらいのサイズに丸めて揚げたものに、きなこ、ココア、黒糖、プレーンの4つの味をつけて棒に刺した簡単、美味しいドーナツです。
なぜイソフラボンバーという名前になったのか・・・
食べて下さった方のコメント・・・
続いてゲストの2人の大学祭の感想を聞かせて下さい。
ちなみに食品栄養学科の他のゼミでは、スイートポテトやつみれ汁などそれぞれ個性溢れる模擬店を出店し大学祭を盛り上げました。
また、今回の大学祭では正木先生が特別講義をしたという話を耳にしましたが・・・?
先生お願いします!
イソフラボンバーは宮城学院の大学祭では毎年お馴染みになっていて、今年もたくさんのお客さんが購入して下さいました。ありがとうございました。いろいろハプニングもありましたが、正木ゼミのみんなとの楽しい思い出がまた1つ増えた1日になりました。
以上「私たちのキャンパスライフ」今回は大学祭についてお送りしました。
≪音楽タイム≫
ここでリスナーの皆さんに心の栄養源をお届けします。
音楽を聴くと心が癒されたり、元気になりますよね。
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介します。
今週ご紹介する曲は、私、漆原由紀の選曲で、いきものがかり「風と未来」です。
この曲は私が高校のときに文化祭で歌った思い出の曲で、ボーカルの吉岡聖恵さんの歌声と綺麗なメロディーが特徴的です。
それではお聞き下さい。
~♪~
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
≪コーナー2 ご当地自慢≫
さて、次のコーナーは、ご当地自慢のコーナーです。このコーナーでは、私たちの大好きな地元の魅力を皆さんにご紹介していきます。
今回は私、岩手県出身の漆原由紀が、岩手の郷土料理「ひっつみ」について紹介します。
ひっ つみとは、水でこねた小麦粉を手で薄く延ばしたものを手でちぎり、鶏肉、ごぼう、にんじん、きのこなどを入れた醤油ベースの汁に入れて煮込んだ料理のこと です。具やダシは、季節や家庭によって様々で、地鶏やキノコ、川のカニを用いる地方もあります。名前の由来は、「手で引きちぎる」ことを方言で、「ひっつ む」と言うことから「ひっつみ」と名付けられました。地域によっては、「とってなげ」とも呼ぶところもあります。全国的にはすいとんという呼び方が一般的 ですが、岩手ではひっつみという呼び方です。ひっつみは、東北地方の太平洋側の地域に吹き付ける“やませ”による米の不作対策として、小麦が多く作付され てきた歴史背景もあり、独自の粉食文化として各地域に根付いたのではないかとも言われています。
ひっつみは寒くなってくる秋から冬にかけてよく家庭で食べられます。家庭で生地から作る場合もありますが、この時期になるとスーパーにひっつみセットが並ぶため、それを使うことも多いです。
我 が家では、ひっつみセットを使って鶏肉、ごぼう、にんじん、大根、きのこ、ねぎ、白菜などなど具だくさんのひっつみを食べます。実家を離れた今もふとひっ つみが食べたくなると、岩手からひっつみセットを送ってもらっています。ひっつみは私が小さいときから食べていたのでふるさとの味という感じで岩手を懐か しく思い出す料理でもあります。
ひっつみは岩手県内の様々なところで食べることが出来ます。また、いまの時期はちょうど県内各地で紅葉が楽しめる時期ですので、ぜひ綺麗な紅葉、美味しいひっつみと岩手を満喫しに行ってみて下さい。
以上『ご当地自慢』 今回は岩手の郷土料理「ひっつみ」を紹介しました。
≪コーナー3 栄養ワンポイント≫
さて、続いては『栄養ワンポイント』のコーナーです。
このコーナーでは、管理栄養士を目指す私たちが栄養について知っておきたい知識、また、生活にすぐに役立つ豆知識をクイズ形式でリスナーの皆さんにご紹介します。みんなで考えて理解を深めていきましょう。
今日は卵についての問題です。
それでは、1問目です。
卵を冷蔵庫入れるときはとがった方を下にして入れる。○か×か。
正解は○です。
卵 の丸い方には気室という空気の部屋があり、卵はこの帰室で呼吸をしています。なので、たまごの丸い方を上にして保存することで、卵が呼吸しやすくなるんで す。また、古くなるほど殻の中で卵黄が浮かんでくるので、丸い方を上にしておくと、気室が殻の内側に黄身が直接触れるのを防ぐため、傷みにくいんです。卵 のパックをぜひ見ていただきたいんですが、卵を買ってきてパックのままの状態では、とがった方が下になっているので、そのまま冷蔵庫に移すと良いですね。
続いて、2問目です。
卵の賞味期限は卵が食べられる期間のことをいう。○か×か。
正解は×です。
卵の賞味期限は卵を生で食べられる期間のことを指すので、必ずしも食べてはいけないわけではありません。賞味期限が過ぎてしまった卵は、目玉焼きやゆで卵など十分加熱すれば数日は食べることが出来ます。でも、出来るだけ賞味期限内に食べることが望ましいですね。
ここで賞味期限と消費期限の違いについて紹介します。
ま ず、賞味期限とは、その食品を開封せず正しく保存した場合に味と品質が充分に保てると製造業者が認める期間のことで、消費期限とは、定められた方法により 保存した場合において、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなるおそれがないと認められる期限を示す年月日のことをいいます。主に消費 期限は、食品衛生面での安全性に問題の出やすい生鮮食品や加工食品等に設定されています。
賞味期限と消費期限の違いに注意して安全で楽しい食事にしましょう!
以上、栄養ワンポイントのコーナーでした。
『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』
この番組は、宮城学院女子大学の提供でお送りしました。