ここ数年,地球温暖化の進行に伴い,日本国内はもちろん,世界各地で天候による災害等が発生しています。直接的な災害被害に遭わなくとも,気温・海水温,降水日数の減少,大雨の頻度や強度の増加等は農林水産業に大きく影響するため,私たちの食生活にも様々な変化を及ぼしています。したがって,健康的な食生活を営むためには,個人の努力だけでなく,こういった食料資源を守ることも重要になります。
そこで今回,持続可能な食料システムを確立するために2021年に策定された「みどりの食料システム戦略」について学ぶことを目的に,本学SAY (Spⓡt A You:スポットアユー)の学生が農林水産省東北農政局の皆さんのセミナーを受講しました。
最初に,東北農政局消費生活課の山口さんから,本日のセミナーのゴールを示していただき,その後菅原さんより,気候変動による農林水産業へどのような影響を及ぼしているのか,様々なデータをもとに説明を受けました。そして「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて全国各地で取り組まれている事例を示していただき,「eaTOHOKU Action~東北の未来の食のために,私たちにできること~」のキャッチフレーズのもと,同世代の消費者に向けて,これらの考えを広めるためのPOP作りを行いました。
普段の授業とは違い,様々な学年が一緒に行うグループワークに最初は戸惑っていましたが,作業が進むにつれて学年関係なく意見を出し合い,30分という短時間でPOPを完成させました。最後に各班の1年生が発表して,互いによかったところを投票して評価しました。
参加した学生たちは,「みどりの食料システム戦略」について初めて知ったという声が多く,「みえるらべる」商品を探してみたいという意見や,エシカル消費や食品ロス削減のための「てまえどり」,地産地消の実践など,私たちができることは沢山あるので積極的に取り組んでいきたいとの感想が挙げられました。
また今回は,講義で学んだことを,他者に伝えるPOPにすることで,知識をアウトプットしたり,他の班の発表を聞くことで,自分とは違った技術やアイディアを学んだりすることもできました。
短い時間でしたが,とても充実した勉強会となり,将来管理栄養士を目指すうえで,食品や栄養素だけを見るのではなく,その背景にある環境にも関心を持てるようになりたいと思いました。
お忙しい中,セミナーを開催くださいました東北農政局の皆様,ありがとうございました。
*「みどりの食料システム戦略」の詳細はこちら⇒
農林水産省 「みどりの食料システム戦略」
/www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/index.html
東北農政局 「みどりの食料システム戦略」
/www.maff.go.jp/tohoku/kihon/m_index.html




