10月4日(金)、厚生労働省が発表した令和6年度の大臣表彰にて、本学・食品栄養学科の髙橋睦子 教授が「栄養指導業務功労者」として表彰されました。
行政に長年勤務した経験をもつ髙橋教授は、栄養士としての活動に特に顕著な活動を有すると認められました。
本学にて公衆栄養学を担う髙橋教授は「今回の受賞は、とても光栄なことと感謝しております。たくさんの方々に支えられての賜物と改めて深く感謝しております」とコメントいただきました。
また、今後に向けて次世代を担う方々へのメッセージをいただきました。ぜひ、ご一読ください。
未来の管理栄養士さんへ
臨地実習で市町村や保健所で働く管理栄養士の魅力を知り、公務員を目指し、行政栄養士として長年勤務したのち、本学で公衆栄養学や臨地実習を担当する教員として勤務しております。
行政の管理栄養士は、人々の健康づくりを支援する栄養の専門職で、課題を明らかにし、職場や地域の様々な方々と連携しながら政策作りに取り組むことができます。
また、地域の課題を明らかにするために、生体指標を組み込んだ24時間食事思い出し法や陰膳法、秤量法による国民健康・栄養調査など多くの食事摂取状況調査も行いますがとても楽しい仕事です。
管理栄養士は、病院、学校、保育所などと職域が広いですが、地域の健康づくりに貢献できる、行政で働く管理栄養士も選択肢の一つとして加えていただけたら幸いです。
多くの管理栄養士の仲間ができることを精一杯応援しています。
髙橋睦子
◆厚生労働省「令和6年度 栄養関係功労者に対する厚生労働大臣表彰」(※上記青字下線部をクリックでリンクします)
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