自主制作ラジオ放送 パワフル奮闘記 第17回 (2014.01.27)

17回目を担当します今日のメインパーソナリティーは3年の 山田桃子 です。今日の自己紹介テーマは「最近のマイブーム」です。私は、最近無性に甘いものが食べたくなるので、いろんなお店のケーキを食べ比べしています!今度、横浜のみなとみらいで夜のスイーツビュッフェに行ってきます。今からとってもたのしみです。よろしくお願いします。
毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!
今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間はこの方です!
武山明日香さん、山本千絵さん よろしく
そして、番組のコメンテーターは私たちの大学の先生、平本福子先生です。先生よろしくお願いします。
本日はこの4人でお送りします。よろしくお願いします。

≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
今回は、「平本ゼミの活動」についてお伝えしたいと思います。
私たちが所属する宮城学院女子大学の食品栄養学科には、ラジオを行っている私たち正木ゼミの他にも、多くのゼミがあり、そのゼミによって活動や研究内容は様々です。
正木ゼミでは、農業や食べることについて関心を深める農業体験をしたり、その体験を広く伝えるこのラジオでの活動など、わたしたち消費者と食との関わりについて学んでいます。また、卒業論文では、「女性の健康」をテーマに研究を行っています。今回、ゲストに来てもらった二人は、平本福子先生の平本ゼミに所属しています。平本ゼミでは、「食教育」をテーマに様々なプロジェクトを行っています。「生産から食卓まで」という視点から、食事作りを中心とした研究・活動が平本ゼミの特徴です。2年生のときに行われるゼミ選択のときに、「学科で一番忙しいゼミだから覚悟してくださいね」と、平本先生が言ったことが今でも印象に残っています。その先生の言葉にも負けず、平本ゼミに入った明日香ちゃんと千恵ちゃん、今日は平本ゼミについて思う存分お話してもらいたいと思います!
まず、どんな活動が行われているのか、明日香ちゃんに説明してもらいたいと思います。
(ゼミで行っている活動について。学内・学外の活動など。オープンキャンパスでの昼食提供や山崎パンとの共同開発をしたことなどはなしていただきました!)
いろいろなことに取り組んでいるんですね。ゼミの先生である平本福子先生とは、どんな先生なのでしょう?千絵ちゃん、教えてください!
パワフルで、明るく、料理の上手な平本先生。そんな先生のゼミだからこそ、エネルギッシュに様々な活動に取り組めるのですね。お料理もさらに上手になって、女子力もアップ!ですね!
以上「私たちのキャンパスライフ」今回は「平本ゼミの活動」についてお送りしました。

≪音楽タイム≫
ここで一曲音楽をお届けします。
音楽を聴くと心が癒されたり、元気になったりしますよね。
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、前回、私がパーソナリティだった15回目にゲストで来てくれた、ゼミの仲間、河原木仁美ちゃんの選曲で、大橋卓弥の「はじまりの歌」です。
仁美ちゃんがこの曲をリクエストしてくれた理由は、この曲はちょうど受験や就活などで迷ったり、悩める時期にぴったりの、ポンっと背中を押してくれる、いちおしの応援ソングだからだそうです!
それでは、お聴きください。
~♪~
お届けした曲は大橋卓弥の「はじまりの歌」でした。
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!

≪コーナー2≫
さて、次のコーナーは、お魚ワンポイントのコーナーです。
今回、ご紹介する魚は、「赤魚」です。赤魚というお魚、どんな魚か知っていますよね?
当然のように知られている「赤魚」ですが、今回私が調べた魚辞典やWikipediaに赤魚、という分類は存在していませんでした。つまり、普段私たちが赤魚と呼んでいる魚の本当の名前は、赤魚ではないのです。
では私たちが食べている赤魚とは一体なんなのか。気になりますよね?
私たちが食べている赤魚は、アラスカメヌケ、モトアカウオおよびチヒロアカウオの3種類のどれか、だそうです。最も多いのがアラスカメヌケで、メヌケはメバルの一種で、海の深いところに生息しています。そのため、釣り上げられたとき、水圧の急激な変化により目が飛び出すことからメヌケ、と呼ばれているそうです。体の色は赤、身は白く、おいしい魚です。また、輸入魚で価格も安いことから、広く赤魚と呼ばれ食べられているそうです。
また、私たちが普段あまり食べることができない「赤魚」もあるんです。それは、アコウダイという魚です。メヌケと同じくメバルの一種で、見た目もとても似ています。しかし、このアコウダイは大変高級な魚なんです。そのため、私たちは普段スーパーなどで見ることができませんが、このアコウダイも「赤魚」と呼ばれているんですよ。
ちょっとややこしい赤魚ですが、焼き魚、煮魚、鍋物、味噌汁、味噌漬け、粕漬けなど様々な調理法でおいしく食べることができます。今回は一般に食べられているアラスカメヌケのオススメの食べ方について、お料理上手のお二人に紹介してもらいたいと思います!
・オススメの調理法、こうやって食べるとおいしいなど
・赤魚に関するエピソードなど
・先生もお話ししてくださいね!
このメヌケにはビタミンB12が多く含まれています。ビタミンB12はビタミンB12が不足すると、体内で血液を作ることができなくなり、悪性貧血を引きおこします。悪性貧血の症状は、頭痛、めまい、吐き気、動悸、息切れ、食欲不振などです。また、魚の脂質にはDHAとEPAが豊富に含まれています。DHA(ドコサヘキサエン酸)は脳や神経組織の発達に、EPA(エイコサペンタエン酸)は血栓の予防に効果があることが知られています。

このコーナーで魚の知識を付けて、少しでも摂取量が増えるといいですね!
『明日の!おかずは!赤魚で!決まり!!!』
以上『お魚ワンポイント』 今回は「赤魚」を紹介しました。

≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していくコーナーです。今回のお悩みは、「ノロウイルスってどんなもの?」です。

最近、ニュースでも、学校の給食のパンが原因のノロウイルス集団感染がとても話題になっていましたね。感染は小学生を中心に、教員も感染し、感染者は1000人以上と発表されていました。とっても怖いですよね。でも、ノロウイルスのことをきちんと知っていれば、感染のリスクを大きく下げることができます!食品を扱う私たち食品栄養学科。食中毒の代表、ノロウイルスについてはもちろん、授業で習ったよね?(反応してね!)では3人で今回のお悩みを解決しましょう!
ノロウイルスは、急性胃腸炎を引き起こすウイルスです。流行のピークは11月~2月で、ちょうどいまですね。症状には個人差がありますが、主な症状は突発的な激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、悪寒、38℃程度の発熱です。この症状は1~2日で治まり、後遺症が残ることもありません。しかし、注意しなければならないのは、今回の事件からも分かる、その強い感染力です!

では次に、感染経路について、明日香ちゃん、お願いします!
・感染経路には2種類あり、1つ目は、カキやホタテなどの二枚貝を生で食べることによる感染
・2つめはノロウイルスに感染したヒトからヒトへの感染(嘔吐物や排泄物に潜んでいる)
・今多いのはヒトからヒトへの感染
最後に、ノロウイルスの、やっつけかた、予防について千絵ちゃん、お願いします!
・ノロウイルスは熱に弱い(仙台市の給食では中心温度85℃以上1分以上が決められている)
・ノロウイルスをやっつけるには、塩素系での消毒をする
・手洗い、うがいで洗い流すことはできるのできちんとする!
ノロウイルスは怖いですが、予防できないものではありません。食事を提供する側は、安心、安全の食品を届けるためにも特に気をつけなければいけませんね。また、規則正しい生活、バランスの良い食事をして、体の中からも免疫力を高めて、ノロウイルスに負けないからだを作りましょう。
お悩みは解決できたでしょうか?
(このコーナーではリスナーの皆さんからの身近な疑問なども大募集しています。食品や栄養のことはもちろん、日常生活でのちょっとした疑問、質問など、私たちが一生懸命解決していきたいと思います。)
今回は「ノロウイルスってどんなもの?」について紹介しました。
以上、解決!なんでもアンサーのコーナーでした。

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『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』