自主制作ラジオ放送 パワフル奮闘記 第8回 (2013.11.25) 

8回目を担当します今日のメインパーソナリティーは 3年の宮田盟子です。初めての進行役ですが、楽しい時間を過ごせるよう頑張ります。お付き合いください。今日の自己紹介テーマは最近すっかり寒くなってしまったので、「寒くなると食べたくなるもの」です。私はおでんが食べたくなります。1番好きな具は、大根です。よろしくお願いします。

 

毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!
今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間はこの方です!
3年生の山田桃子です。3年生の平賀小百合です。

 

そして、番組のコメンテーターは私たちの大学の先生でもあり、食育関連事業を行っているNPO法人オリザネット理事長でもある正木恭介先生です。先生よろしくお願いします。
本日は3年生3名と正木恭介先生でお送りします。よろしくお願いします。
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「私たちのキャンパスライフ」のコーナーです。今回は、「臨床栄養学実習」について語らいます。
1曲音楽をはさんで、番組後半は、魚の魅力をさぐる「お魚ワンポイント」のコーナーと、私たちの友達やリスナーの皆さんから頂いた疑問を私たちが何とか答える「解決!なんでもアンサー」のコーナーをお届けします。
FMいずみのスタジオからお送りします。
どうぞ、30分間お付き合いください。

 

≪コーナー1 私たちのキャンパスライフ≫
今回は「臨床栄養学実習」というテーマでお送りします。
私たちが所属する食品栄養学科では、3年生が管理栄養士の資格を得るために、給食施設と病院と保健所の3か所に行き、学外で実習を行います。実習は実際に現場で先輩の管理栄養士の方々が行っている業務をやってみる、見学するなどして、現場でしか学ぶことができないことをたくさん経験します。実習期間は、1週間が2施設、2週間が1施設の、計4週間実習を行います。管理栄養士といっても、さまざまな活躍の場があり、この学外臨地実習は、自分が将来どの分野に進みたいのか決めるきっかけにもなります。11月に全ての実習が終了しました。今回は、病院で実習を行う「臨床栄養学実習」についてお伝えしたいと思います。
まず、病院での管理栄養士の仕事はどんなものなのかを紹介します。
病院での管理栄養士の業務は、大きく分けると2つあります。
1つは患者さんに対して、検査の数値や病状、食生活に応じて指導をする、栄養指導業務です。
もう1つは入院している患者さんひとりひとりに合った食事を提供するために、患者さんの栄養状態を把握した上で献立を立てたりする食事提供業務です。病院では、糖尿病や腎臓病などの病気に応じた食事や患者さんの食べる能力に合わせて柔らかくしたり、ミキサーにかけてトロミをつけた食事など、様々な種類の食事を提供しています。
今回ゲストで来てくれた桃子ちゃん、小百合ちゃんも実習を終えたばかりということで、2人にたくさん質問しようと思います!
では早速、桃子ちゃん、小百合ちゃんが行ってきた実習施設の病院はどんなところでしたか?
それでは桃子ちゃんに質問です。実習では主にどんなことをしてきたのですか?
それでは小百合ちゃん、実習で特に印象に残っている出来事はどのようなことがありますか?
病院で働く先輩の管理栄養士の方々をみてどんな事を感じましたか?
私はチーム医療の現場で医師や看護師、薬剤師などと一緒に活躍している管理栄養士を見て、率直に
かっこいいなと感じたのですが、人の命を扱うとても責任のある仕事であるということも実感しました。病院の中では様々な職種の方と連携をとって業務を行ったり、患者さんに栄養指導をしたりと、人と接することが多く、知識だけでなくコミュニケーション能力だとか、信頼関係を築く力も大切なんだな感じました。
これを聞いてくれた方が、管理栄養士はこんな事をしているのか、と知ってくれたり、興味を持ってくれたり、管理栄養士を目指す受験生やこれから実習に行く食品栄養学科の1、2年生の参考になればうれしいですね。
以上「私たちのキャンパスライフ」今回は「臨床栄養学実習」についてお伝えしました。

 

≪音楽タイム≫
ここで一曲音楽をお届けします。音楽を聴くと心が癒されたり、元気になりますよね。
この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介していきます。
今週ご紹介する曲は、私、宮田の選曲で平井堅の「キミはともだち」です。
それでは、お聴きください。
~♪~
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!

 

≪コーナー2≫
さて、次のコーナーは、お魚ワンポイントのコーナーです。
現在、日本人の魚離れが問題となっています。魚食だった日本の食事ですが、摂取量は肉が魚を上回り、魚食が逆転した「肉食化」の傾向が拡大しています。肉を好む若者だけではなく高齢者でも魚離れが進んでいます。そこで、このコーナーでは、毎週一種類、魚をとりあげ皆さんにご紹介していき、魚離れを食い止められればと思います。そして今日の担当は私、宮田盟子です。今回、ご紹介する魚は、「アジ」です。
アジは、アジ科に含まれる魚の総称で日本ではその中の一種の「マアジ」 を指すことが多く、日本語の「アジ」は味が良いことに由来すると言われています。さて、小百合ちゃん、「アジ」は漢字でどのように書くか分かりますか?
正解です!小百合ちゃんに答えてもらった通り、アジは魚へんに参加するの「参」という字を書きます。では、なぜ魚へんに「参」と書くかというと、諸説あるのですが、1つ目は、「おいしくて参ってしまう」という意味であるとする説、2つ目が、最もおいしい季節が旧暦の3月にあたるので漢字の右側に数字の3という意味で「参」が使われたとする説などがあります。美味しくて参ってしまうという説はなかなかおもしろいですよね。
アジは暖流系の魚で北海道南部より南の日本各地に分布し、年間を通してとれますが、5月から7月ごろが最も旬であると言われています。
日本人の食卓に上ることの多いアジですが、美味しいアジを見分けるポイントをいくつか紹介します。触ると身が固いもの、身にツヤ光があるもの、目が澄んでいるもの、細かいウロコがあるもの、1尾100~150gくらいの大きさのものが良いそうです。
私は、アジの開きが大好きなのですが、みなさんはアジと言えばどのように調理したものが好きですか?
アジにはビタミンA・B・E、カルシウム、カリウム、タウリンなど様々な栄養素がバランスよく含まれています。よく栄養ドリンクにタウリンが含まれている商品を目にしますが、タウリンってどんなものなのか分かりますか?
タウリンは、主に魚介、特にカキなどの貝類やいか、たこ、魚の血合いなどに多く含まれる成分です。
タウリンは血圧を正常に保つ働きや、血中コレステロールの減少に役立つと言われています。このよう私達の身体を正常な状態に戻そうと働いているんです。また、アルコールは肝臓で分解されるのですが、摂取量が多すぎると肝臓の機能が弱まってしまいます。タウリンは細胞へのダメージを少なくし、脂肪肝を予防します。二日酔いの原因である物質の分解を助ける効果もあるので、飲酒の前後に摂取すると効果的だと言われています。
以上『お魚ワンポイント』 今回は「アジ」を紹介しました。

 

≪コーナー3 解決!なんでもアンサー≫
このコーナーでは、私たちの悩みやリスナーの皆さんからいただいた疑問や質問をみんなで考え、解決していくコーナーです。
今日のお悩みは3年生の工藤愛実さんからいただきました。
『勉強中、授業中にどうしても眠くなってしまったとき、どうすれば眠気をなくす事ができるの?』という質問です。
やらなくてはいけない事があるのに、どうしても眠くなってしまう事ってよくありますよね。私も、温かい部屋で勉強していると、居眠りをしそうになったり、してしまったりということはたまにあります。でも、今眠るわけにはいけないという場面って結構ありますよね?
そのような場面で眠くなってしまう理由は、寝不足であるということ、単調な作業に飽きてしまったから、勉強などの嫌なことへの拒否反応、食後である場合は消化するために副交感神経が働くことによって眠気が引き起こされる、など原因は様々あるようです。
そこで、眠気を覚ます方法を調べてみました。
1つ目は、体を動かすことです。動きながら寝ることはないので、その場でストレッチしてもいいですし、授業中や会議中なら、ちょっと首を回してみたり、足先を動かしてみたりするのがいいですね。
2つ目は窓を開けて、空気の入れ替えを行うことです。新しい風が入ってくれば、それが刺激となります。自分の部屋で勉強しているときや車の運転中などは実践できそうですね。
3つ目は人と話したり、授業や会議で質問をするということです。
人と話すという事は、脳にとって刺激となるようで、目が覚めるそうです。授業中に隣の席の人に話しかけてみるのも良いかもしれませんね。周りに迷惑にならない程度ですが、、、
皆さんはどうしても今は眠るわけにはいかないという場合、どのような眠気覚ましをしていますか?
以上、解決!なんでもアンサーのコーナーでした。

 

『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』