本学 食品栄養学科のボランティア団体で、災害食のボランティア活動をしているFood and Smile!(フード アンド スマイル 以下FAS)が、23日に開催された「防災運動会」でサバイバル飯(非常食。通称:サバメシ)を、参加者に提供しました。
防災運動会は、災害時借り物競争や車椅子避難リレーなど、災害発生時に役立つプログラムを競技に採り入れたイベントで、東日本大震災の教訓の伝承と防災啓発の強化をめざす連携組織「みやぎ防災・減災円卓会議」の主催。会議に登録する大学や行政、企業、報道機関など、団体の関係者・学生 約130人が参加しました。
FASの学生たちは、災害時に時間や手間をかけずに作ることができるサバイバル飯のメニュー(試食用)を、参加者へ提供。
災害時に不足するたんぱく質を補給できて、子どもに人気のツナ缶を使った「豆腐とツナのナゲット風」、野菜をスライサーでカットし、ポリ袋で混ぜるので、洗い物を減らすことが可能な「切り干し大根サラダ」、災害時に配布される乾パンを、飽きずにおいしく食べられるようアレンジした「乾パンかりんとう」の3品が振る舞われました。「非常食なのにおいしい!」と喜ぶ参加者も多く、いずれのメニューも大好評でした。
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また当日は、テレビ局や新聞社など、多くのメディアも会場にやってくるなど、防災・減災に対する関心の高さがうかがえました。