食品栄養学科自主制作ラジオ放送 20121011 第19回
「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生のパワフル奮闘記」~!
こんにちは! この番組、今日で19回目となります。
宮城学院女子大学 食品栄養学科で管理栄養士を目指す私たちが、栄養と食べることの魅力を熱く語っていく番組です。
私たちのキャンパスライフや、黒川郡大衡村で行っている教育ファームの様子、ご当地自慢なども紹介していきます。
とにかく食べることと東北地方が大好きな私たちの想いが、皆様に届きますように!一生懸命頑張ります!
毎週週替わりで私たちの仲間が登場します!
今日のメインパーソナリティーは3年生の坂本紗季子でお送りします。
番組のコメンテーターは私たちの大学の先生の正木恭介先生です。先生のご専門は栄養学です。先生よろしくお願いします。
そして今日一緒に番組を担当する、私たちの仲間はこの人!
教育ファーム学生リーダーで私達のアイドルの3年生小野悠香ちゃんです。
それでは今日の番組内容です。
最初のコーナーは「わたしたちのキャンパスライフ」のコーナーです。今日は先月30日に最終回を迎えた教育ファームについてお伝えします。
1曲音楽をはさみまして、番組後半は、私たちの出身地の名物などを紹介する「ご当地自慢」のコーナーと、今日からすぐに役に立つ豆知識「栄養ワンポイント」のコーナーをお届けします。
FMいずみのスタジオからお送りします。
どうぞ、30分間ランチタイムのBGMとしてお付き合いください。
≪コーナー1 わたしたちのキャンパスライフ≫
最初のコーナーは「わたしたちのキャンパスライフ」のコーナーです。今日は、教育ファームについてお伝えします。
教 育ファームとは、作物の栽培から収穫までを体験し、農業や食べることについて関心を深める活動のことです。私たち正木ゼミでは、大衡村の高橋賢一さんの農 家にご指導いただきながら、毎年この活動を行っています。また、学生だけではなく、ハウス食品さんがホームページで「食と農と環境の体験教室」として募集 し、応募して下さった9組のご家族と一緒に活動しました。
先月30日に最終回を迎えましたが、これまでこの番組でも「教育ファーム現場リポート」と題しまして、この活動を紹介してきました。
5月27日に行われた第1回の活動では、田植えやひまわりの種まきを行いました。私たち大学生だけでなく、参加されたご家族も初めて田植えをする方が多くいましたが、みなさん楽しんでもくもくと苗を植えていましたね~。
7 月1日に行われた第2回の活動では、前回植えた稲やひまわりの成長観察、レタスやじゃがいも、大根の収穫、小学生の夏の楽しみと言えばカブトムシ!という ことで、カブトムシの幼虫採集を行いました。このカブトムシの活動はすごく好評で、後日の活動のときに、子供たちが持って帰ったカブトムシの成長について 楽しそうに話してくれました!
8月26日に行われた第3回の活動では、稲やひまわりの成長観察、そば打ち体験やカカシ作りを行いました。私はこの活動には参加できなかったのですが、由香ちゃん、第3回の活動はどうでしたか?
9月30日に行われた第4回の活動では、稲刈り、餅つき、ひまわりの種の収穫などが行われました。
私 たちが苗を植えた田んぼの稲が倒れていて心配になりましたが、これはお米に充分に栄養が伝わり、穂が重くなっている証拠で、お米としては最高の出来だとい うことでした。手刈りだけではなく、子供たちは一人ずつコンバインに乗せてもらって、コンバインの操縦体験もしました。みんな初めて乗るコンバインにすご く興奮していましたね~。
稲刈りの後は、新米をみんなでついて仙台の名物、ずんだもちにしていただきました!
また、第4回の活動は正木ゼミの学生だけでなく、平本ゼミの学生も多く参加してくれたので、わいわい賑やかな活動になりました!
こ の教育ファームの活動は、食育活動の取り組みとして、食の原点である農業を通じて、食や自然の大切さを学んでいこうという目的があります。私たちが体験し た活動は農業のほんの一部でしたが、子どもたちも食べ物を作る大変さや有難みを感じてくれたのではないかなあと思います。サポートスタッフとして参加した 私たちにとっても、とてもいい体験になりましたよね。
また、ハウス食品さんのホームページにて、この体験教室の様子が報告されています。1つ1つの活動場面や、参加したご家族の声も載せられています。ぜひチェックしてみてください!
以上、「わたしたちのキャンパスライフ」今回は教育ファーム「食と農と環境の体験教室」についてお伝えしました。
≪音楽タイム≫
ここでリスナーの皆さんに心の栄養源をお届けします。
音楽を聴くと心が癒されたり、元気になりますよね。この番組では毎週、心の栄養源となる音楽を紹介します。
今週ご紹介する曲は、私、坂本紗季子の選曲で、MONKEY MAJIKの「虹色の魚」です。
この曲は爽やかな曲と歌声が印象的で、私の大好きな曲です。それではお聞き下さい。
~♪~
来週も心の栄養源となる音楽をご紹介していきます。お楽しみに!
≪コーナー2 ご当地自慢≫
さて、次のコーナーは、ご当地自慢のコーナーです。誰もがもつふるさと、それぞれひとりひとりにとって特別な存在です。このコーナーでは出身地の食べ物、文化など自慢できるものをみなさんにご紹介していきます。
今回は、南三陸町出身の小野悠香ちゃんに紹介してもらいます。
それでは悠香ちゃんお願いします。(音源をお聞きください)
悠香ちゃんありがとうございました。以上、「ご当地自慢」のコーナーでした。
≪コーナー3 栄養ワンポイント≫
さて、続いては『栄養ワンポイント』のコーナーです。このコーナーでは、管理栄養士を目指す私たちが栄養について知っておきたい知識、また、生活にすぐに役立つ豆知識をクイズ形式でリスナーの皆さんにご紹介します。みんなで考えて理解を深めていきましょう。
10 月に入り一気に涼しくなりましたが、これからの寒い時期に旬をむかえる食材っていろいろありますよね?今回、出題する「れんこん」もそのひとつです。れん こんはビタミン・ミネラルをバランス良く含むことで知られていますが、特にビタミンCが豊富なんです!そこでこんな問題を用意しました。
れんこん100gに含まれるビタミンCとほぼ同量のビタミンCを含む食べ物は、次のうちどれでしょう?
① キウイフルーツ100g
② はっさく100g
③ レモン果汁100g
答えは③レモン果汁100g です。
実 は、れんこん100gを食べると、レモン果汁100gとほぼ同じ量のビタミンCを摂ることができるんです。しかも、れんこんにはデンプン質が多く含まれて いるため、熱に弱いビタミンCを守り、加熱調理をしてもその損失を最小限にとどめられるという優れた特徴も兼ね備えています。
「れんこん」は、その名の通りはすの地下茎のことで、これを食用とするのは日本や中国などのごく少数の国だけなのだそうです。日本には仏教伝来とともに伝わったとされ、その歴史はとても長いようです。
近年は中国産が多く出回っていますが、日本国内のれんこんの主な産地は、茨城県、徳島県、山口県、愛知県、佐賀県などが知られています。
れんこんは穴が開いていることから、「先を見通せる」として、古くから縁起ものとして用いられてきました。お正月のおせち料理の食材としてもお馴染みですよね。
さっ と火を通せばシャキシャキ感を味わえ、長めに火を通すと主成分であるデンプン質が糊状に変わるために、もっちりとした食感とやさしい甘みが出ます。れんこ んは加熱法や切り方でもいろいろな食感を味わえるうえに、ビタミンC、B1、B12、鉄、カルシウム、マグネシウム、カリウム、亜鉛、パントテン酸などを 含む、栄養価の面でも特に優れた食材と言えます。
食感も楽しめて、たくさんの栄養素がとれるのがいいですよね。
ぜひ、みなさんもれんこんを使った料理を作ってみてください。以上、栄養ワンポイントのコーナーでした。
『管理栄養士を目指す 宮城学院女子大生のパワフル奮闘記 来週もお楽しみに!』
この番組は、宮城学院女子大学の提供でお送りしました。