2013年度・私のTOEIC勉強法③を掲載しました

TOEICのスコアは企業が、社員・大学生の英語力を測るために現在、最も一般的に用いられています! 英文学科のカリキュラムには「TOEIC600」、「TOEIC730」、「TOEIC860」があり、それぞれのスコアを満たすと各4単位が認定されます。これらの単位を履修した学生の「私の勉強法」は英文学科の英文学会誌に公開されています。

 

私のTOEIC勉強法

3年 S.Y.さん

TOEICスコア:625 

 私はTOEICを受験する前、TOEICの問題集を一生懸命解いたり、リスニングのために練習をしたりということはあまりしません。机に向かって問題集を黙々と解いていても、長い時間は続かず、私には向いていない勉強法なのかなと思っていたからです。その代わりに私がやっていたことは、まず普段の授業を有効に活用することです。授業中、わからない単語が出てきたときはすぐ調べ書き出してそれを覚えたり、辞書でその単語の使い方や例文を参照したりしていました。また少しでも疑問に思った文法があれば、家に帰ってから文法書を開いて調べました。疑問をそのままにしておくのではなく、すぐに解決をすることが大事だと思います。

 また、授業で使っている教科書のCDをiPodにいれて、通学中のバスの中などで聞いていました。聞き取れないときは英文を見ながら聞き、そのあと、訳を頭の中で考えるなど工夫して聞きました。リスニングのトレーンングにもなるし、試験対策にもなるのでおすすめです。そのほかには、スマートフォンでTOEICの英単語のアプリや日常の熟語のアプリなどをダウンロードし、これもまた通学中に見ていました。1回で満足するのではなく、何度も繰り返しやることで身につくと思います。

 また、1か月の語学研修に行ったことも、TOEICの点数アップにつながったのではないかと思います。ホームステイをしながら学校に通い、毎日英語に触れていました。他の国の留学生たちは、日本人よりも積極的で、わからないことがあればすぐに先生に質問をするし、先生に言われる前に、自分の意見を述べていました。これでは自己表現もできないし、意見も述べられないと思って、前より積極的に発言するようになりました。間違った表現を使っても、先生が直してくれるので、それを自分のものにしようと取り入れていきました。

 私は週に1回、英会話教室に通っています。ネイティブの先生と会話をしたり他の生徒の人たちと意見交換をしたり、英語を使う機会を増やしています。これは英会話教室に限らず、学校のESLや家で英語を話すことでもできることです。私自身、まだまだ英語に触れる時間が少ないので、積極的に英語と関わる時間を増やし、普段の勉強法も継続して行っていこうと思います。