TOEICのスコアは企業が、社員・大学生の英語力を測るために現在、最も一般的に用いられています! 英文学科のカリキュラムには「TOEIC600」、「TOEIC730」、「TOEIC860」があり、それぞれのスコアを満たすと各4単位が認定されます。これらの単位を履修した学生の「私の勉強法」は英文学科の英文学会誌に公開されています。
TOEIC勉強法
2年 O. A. さん
TOEICスコア:775
今回は忙しく、あまり試験前に勉強時間をとることができませんでしたが、大学に入って一番初めに受けたTOEICのスコアから160点ほど上がりました。Listning420点、Reading355点で、Listeningは前回5月に受けた時と変わりはありませんでした。特に何をしているわけでもありませんでしたが、少しでも参考になるものがあれば良いと思います。私は映画が大好きで、毎週何かしらのDVDを借りてきたり、家にあるものを見たりしています。ただ見るのも楽しいですが、せっかく見ている大好きな映画を英語の勉強に生かせたらと思ったのが始まりでした。まず映画を選ぶ基準ですが、初めて見るものではなく、だいたい内容とセリフがわかるものにします。映画を見るとき、音声は英語、字幕にします。すべて英語でも、セリフをだいたい覚えている映画であればなにも問題はないと思います。映画を見ている間は字幕に注意し、どういう意味なのかわからない単語やフレーズだけピックアップしメモしておきます。そこで見終わった後にその単語やフレーズの意味を調べ覚えることで語彙力があがるだけでなく、普段の会話でも使うことができます。私が実践した例をあげると、映画はハリーポッターと死の秘宝Part2、単語はvault(地下金庫)、elf(小さな妖精)、imposter(詐称者)、hack off(切り刻む)、bloody hell(英やれやれ)、folly(愚かな)、lord(主人、卿)、vanish(なくなる)、prat(まぬけ)、freak(異常、変人)、I’m mad for her(彼女が好きだ)・・・など、気になる単語をあとから調べ並べてみるとその映画の大まかなストーリーが出来上がります。この例をみても、映画の内容がわかる方には理解してもらえると思います。それが楽しく、何作も実践した結果、自然の言い回しが覚えられるようになります。ちなみにこれをトイ・ストーリーでやると、とても可愛らしいものに仕上がります。次にListeningの勉強法ですが、車を運転している間に模試のListeningのパートを流して一週間前から毎日聴いていました。洋楽もよく聴きますが、それ以外は特に何もしていません。Readingについては最初の映画の方法と、とりあえずどんなに忙しくても週に1回はまとまった問題を解きました。今回はあまり勉強できなかったので、次は時間をきちんと取り、800点を越えられればと思います。