7月23日、英文学科卒業生の井上千保さんを迎え、英文学科キャリア講演会を開催しました。

井上さんは本学英文学科を卒業後仙台市内の銀行に勤務され、その後小学校での発達障害児支援を経て、放課後等デイサービスの児童指導員を始められました。のちに独学で保育士資格を取得し、現在は「放課後等デイサービスNICO小松島」にて管理者兼児童発達支援管理責任者を務めていらっしゃいます。

講演会では、井上さんが宮城学院を卒業後どのような経緯で現在の放課後等デイサービスでの仕事に至ったか、また今の仕事ではどのようなことをされているのかお話いただきました。

「子どもたちが少しずつ成長していく姿が何より励みになる」とやりがいを語ってくださる中で、今の仕事に至るまで様々なことをご経験された井上さんならではの、大学生のうちにすべきこと・考えるべきことに関するアドバイスをたくさんいただきました。今まさに勉強や就職活動に励んでいる学生にとって、非常に有用なお話でした。

今回は英文学科だけでなく児童支援等に関心のある他学科学生も多く参加し、さらにNICO小松島に通うお子さんたちも見学に来てくれました。お子さんたちとの触れ合いもあり、学生たちも楽しいひとときを過ごすことができたようです。

またこの日は一日お子さんたちに大学内を見学してもらい、授業や学食の体験もしていただきました。英文学科で手話を学んでいる学生ボランティアもサポートに入るなど、学生や教職員にとっても非常に有意義な機会となりました。

英文学科では、今後も卒業生の講演会などを通して積極的な就活支援を行ってまいります。