2021年度はコロナ禍のため、留学を中止せざるをえなかった学生が多数いました。英文学科には毎年、留学を希望している学生が多数います。英文学科教職員も、安全性と学生の希望を最優先し、コロナ禍でどのような支援ができるか検討を重ねてきました。

2020年度には、日本にいながら実際の海外留学と同様の授業を受けることができるハワイ大学マノア校へのオンライン留学を行いました。

2021年度は、カナダの「トロント大学（University of Toronto）」への「オンライン留学」を計画し、春季休業期間中に4名が参加しました。

参加した学生は、グループプロジェクトやディスカッション、動画を用いたレッスンの他、世界中のクラスメイトとの交流もあり、充実したレッスンプログラムを受講しました。

以下は参加した学生の声です。

■英語が喋れるだけではなく、その他の知識を持ち、それを自分の言葉にするということの大切さを気付かされました。また、辛抱強く聞き、話す、ミスを恐れないということの大切さも改めて感じました。他にもこのようなプロジェクトがあれば参加したいと思います。

■会話をする上でのスキルはもちろん、英語圏の方の表情の違いなども学ぶことができました。またリスニング力が伸びたと思います。

■オンライン留学中は日本語を話す機会がない状態なので、必然的にすべて英語で伝えるのが大変だったが、成長に繋がる良い機会だった。

■このような機会を与えてくださって本当にありがとうございました。コロナ禍で半分諦めていた留学をオンラインという形ではありますが実行でき、とてもいい経験になりました。

参加した学生は、このオンライン留学で英語を話すことへの積極性が身につき、コロナ禍での新しい形の留学に充実感と達成感を得ていました。

宮城学院女子大学では、現時点では後期より在学留学制度を再開する予定です。コロナの状況が変化しても、英文学科では積極的に留学支援を行っていきたいと思っています。

英文学科には留学に関する豊富な情報がありますので、在学留学に関心のある学生は、まずは英文学科教員に問い合わせ下さい。