宮城学院女子大学附属キリスト教文化研究所・人文社会科学研究所共催 第1回公開講演会「信仰と人道の間(はざま)で―レッシング宗教哲学から学ぶ」を開催いたします。テーマに興味・関心のある方はどなたでも参加できます。参加費無料、要事前申込、ぜひ、ご参加ください。
ガザでのイスラエルとパレスチナの間の激しい戦争によって、巷間ではレッシングの『賢者ナータン』に新たな関心が高まっているという。この名作の中心に位置する「三つの指環の譬喩たとえ」(die Ringparabel)は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の宗教対立を乗り越える道を例示しているといわれる。しかしこの作品は、ミリヤム・プレスナーが子ども向けのリメイク版で示唆しているような、単なる「宗教を超える愛の物語」ではない。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という三つのアブラハム宗教の中核にある信仰(Glaube)と、普遍人間的な人間愛すなわち人道(Humanität)との間には、いまでもなお架橋できない深い溝が横たわっているのか。『賢者ナータン』や『人類の教育』の中に示唆されている、レッシング宗教哲学の≪深みの次元≫を掘り起こして、現代における「信仰と人道」の問題を皆さんとともに考えてみたい。
日 時:11月8日(金)16:30~17:50
会 場:宮城学院女子大学講義館2階 C201
講 師:安酸 敏眞氏【学校法人北海学園理事長、北海学園大学名誉教授・前学長】
申込方法:定員 200 名。11/6(水)正午受付締切。定員になり次第締切。
テーマに興味を持たれた方は、どなたでも参加できます。
以下のQRコードまたは研究所宛てFAX にて、氏名、連絡先、駐車場利用の有無を明記してお申込ください。
/forms.gle/ujGKriMzKjdBEGUb6
※できる限り公共交通機関をご利用ください。都合により自家用車をご利用の方は、駐車場の申込をお願いいたします。台数に限りがありますので、先着順とさせて頂きます。
問合せ先:キリスト教文化研究所
Email: kiriken(アットマーク)mgu.ac.jp※アットマークは@に変更ください。
TEL/FAX:022 - 277-6210