キリスト教文化研究所2022年度国際シンポジウム「ジェンダー平等と持続可能な未来」を開催いたしました。

キリスト教文化研究所2022年度国際シンポジウム「ジェンダー平等と持続可能な未来」を開催いたしました。本シンポジウムは、「ジェンダー平等と持続可能な未来」をテーマに、本学における対面参加とオンラインZOOM併用のハイフレックス方式での開催となりました。
学内外から、学生・研究・教育・行政・政治に関わられている方々の参加があり、盛会のうちに終了することができました。東日本大震災から11年。地域からなにができるか。それは世界の課題とどうつながるのか。女性のエンパワーメントに向けた課題を、参加者の皆様と意見交換ができましたこと、企画者一同たいへんうれしく思います。

基調講演には、フィンランドセンター(the Finnish Institute in Japan)所長アンナ‐マリア ウィルヤネン氏をお迎えし、「活躍するフィンランドの女性たち:幸福と持続可能な生活様式」(日本語通訳付き)をテーマに、エネルギッシュなフィンランドの女性たちの取り組みが紹介され、ウェルビーイングと持続可能な未来に焦点を当てお話いただきました。
講演後の会場内は、明るく、堂々と力強く語りかけられるアンナ‐マリア ウィルヤネン氏から、多くの刺激と元気をいただいた様子が伺えました。終了後は、参加者から質問が寄せられ、活発な意見交換がなされました。
参加者の感想からは、「日本とフィンランドの違いを知ることができ、女性のエンパワーメントや男女平等について学ぶことができた。日本の課題と取り組むべき課題について考えた。持続可能な生き方について考察する。」前向きな感想が多数寄せられました。

末筆になりましたが、本シンポジウム開催にあたり、後援いただいた復興庁,The Finnish Institute in Japan,宮城県教育委員会,仙台市教育委員会、日本創造学会、協賛をいただきました宮城学院同窓会、共催いただきました発達科学研究所、人文社会科学研究所には、心より感謝申し上げます。