キリスト教文化研究所共同研究「多民族社会における宗教と文化」主催公開研究会

公開研究会
東北タイの技芸をめぐる職業化
~焼物職人、芸能者の実践から~

1970年代以降、急速な経済発展を遂げたタイにおいて、国家主導の経済政策や芸術文化の振興がすすんできた。これにより、従来は社会のなかに埋め込まれていた様々な技芸が、現金収入を得る手段としての独立した職業として確立しつつある。本研究会では、東北部における焼物職人とモーラム芸能者の職能実践を事例として、伝統文化の新たな局面を議論したい。

 

講師:
中村 真里絵(国立民族学博物館 外来研究員/岡山理科大学他 非常勤講師)
「焼物職人の誕生―東北タイにおける焼物の産地形成から」

平田 晶子(神田外語大学非常勤講師/東京外国語大学大学院博士後期)
「マイクは鍬よりも強し—東北タイ農村社会のモーラム芸能にみる雇用創出」

日時:2015年1月31日(土)14:00~17:00
会場:宮城学院女子大学 A549教室

※懇談会は、事前申し込み制で開催します。
会費は6000円+アルファ程度の予定です。
参加希望・問い合わせは下記の連絡先まで。
1月28日締切

問い合わせ先
宮城学院女子大学キリスト教文化研究所
共同研究「多民族社会における宗教と文化」(主催)
e-mail: mcjump@mgu.ac.jp