「海外観光地を支える日本人:アジア諸国の観光業界で働く日本人の仕事と人生」
共同研究「多民族社会における宗教と文化」と国際文化学科との共催により開催するこのシンポジウムは、将来の進路を考える大学生や高校生のみなさんを対象として、「海外で働くこと」について知ってもらうことを、目的としています。経済・社会のグローバル化が進展するなか、日本人にとっての就業・活躍の場は、日本国内に限らなくなりました。また、毎年1,000万人を超える日本人が海外を訪れる現在、世界各地で日本人観光客のケアをする人材として、多くの日本人が活躍しています。逆に、海外から日本に観光客を送り出すうえでも、日本人の力が必要とされています。本シンポジウムでは、アジアの3つの国を舞台として、それぞれに異なる「海外で働くこと」の現実が、報告されます。
東賢太朗(名古屋大学准教授)
「世界一のビーチで、偶然働く:フィリピン・ボラカイ島の日本人観光産業従事者たち」
田中孝枝(東京大学大学院博士課程)
「日本と中国をつなぐ:中国広州市の日系旅行会社で働く」
市野澤潤平(宮城学院女子大学准教授)
「趣味の延長? 遊びを仕事に?:タイ・プーケット島のダイビング・ガイド」
2014年10月4日(土)
11:30~12:45(昼食持参歓迎)
宮城学院女子大学 講義館 C203 教室
PDFはこちら