スクールソーシャルワークに関する公開研究会を開催しました

本学発達科学研究所は、本学教育学会と共催で2019年12月21日(土)午後、「教員はスクールソーシャルワーカーをどう活用できるか」というテーマで公開研究会を行いました。
県外も含めて教育行政の方々、学校現場の方々、本学教員、福祉と教育を学ぶ本学学生、他大学学生、一般の方々が参加して下さいました。
基調講演には武蔵野大学の大崎広行先生をお迎えし、スクールソーシャルワーク(以下「SSW」と記す)活用の現状と効果的に活用するためにすべきことを話していただきました。続いて県内の小学校と高等学校の先生から、SSWを活用した事例を報告いただきました。SSWを活用されるためには学校内に活用の中心となるコーデイネーターがいるとよいこと、活用すると学校現場がこれまでの限界を越えられる可能性があることなどが分かってきました。質問もあり、テーマについて理解を深めることが出来ました。そして、ソーシャルワークを学ぶ学生にとっては、普段学んでいるソーシャルワークの活用の実際がわかり、学びの多い研究会となりました。
2020年1月6日 発達科学研究所 所長 熊坂聡