こども食堂COCOKU~RUのクリスマス ~赤鼻のトナカイはいなかったけど~

 毎月幼児教育専攻福祉コース2年生が参加している、こども食堂COCOKU~RUは12月20日(土)、クリスマス企画の人形劇で子どもたちに楽しんでもらいました。
 食事は何とクリスマス仕様のお好み焼き!?豪勢な牛肉入りのお好み焼きでした。前日に牛スジ肉をいただいて、スタッフが固いところを取る下処理をしてくださり、とても手間が掛かることをやって下さいました。あらかじめ下味がついていて、白菜のナムル、スープにりんごと葡萄というバランスの取れた昼食となりました。全員完食!来てくれた方々は、この心のこもった食事を楽しんでくれたのではないでしょうか。ちなみに参加した教員の私は、リンゴ剥きで協力いたしました。
 宮城学院の学生は9名も参加。東北福祉大学の学生さんたちとも協力して子どもと遊んだり、パントリーで食品を配ったりと大活躍。学生は参加1回目の方は皆無で、2~3回目のリピーターでした。視察に来ていた社会福祉協議会の方が、こんなに多数のボランティアが参加する子ども食堂は珍しいとコメント。学生はみなさんに良くしてもらって楽しいから参加したくなると言っていました。こうした雰囲気が来てくださる住民のみなさんをも惹きつけるのかもしれませんね。
 子ども食堂は今年の4年生の卒論によれば食事提供の場だけではなく、心の居場所とでもいうべき機能もあり、また支援のチャンスでもあると述べられていました。まさにそういう場となっていて、配布される食料を取りに来るだけの方々も、スタッフのみなさんと顔を合わせてお話をするのが楽しみだということが分かります。桜ヶ丘地域の大切な場、社会資源となっています。