この授業では、体験的な活動を通して保育実践力を身につけながら保育内容の理解を深めています。
今回は、子どもの発育・発達にあった運動遊びの具体的な展開の仕方や活動内容について学びました。
まずは、実際に「やってみること」を大切にし、学生同士で声を掛け合いながら、童心に帰って運動遊びを楽しみました。
様々な遊具や用具、素材や教材等の特性の理解と活用方法について実践的に学ぶ機会を大事にしています。
今後は、発達段階の特性を理解した運動遊びのプログラムについてグループごとに立案し、模擬保育を行う予定です。
保育者としての役割や援助についてもお互いに考察し、子どもの遊びを豊かに展開するために必要な運動遊びに関する知識や技術を習得しながら、
そのことを保育実習や幼児教育実習に活かすことができるようにしたいと考えます。
子どもたちが単に運動技能技を習得するための遊びの指導ではなく、体と心を動かし、遊びながら自然と身体諸機能が発達するよう、
また身体を動かすことが楽しい、気持ちがいいと思えるような運動遊びについてこれからも学生と共に考えていきたいと思います。