2月27日~3月8日の間、デンマーク幼児・児童教育の研修旅行に行ってきました。
研修前半では、デンマークの0年生から9年生までが学ぶグラムスベア自由学校で、本学学生がプレゼンテーションやダンスを披露しながら現地の生徒に向けて日本を紹介しました。中でも「忍者ダンス」は反応が良く、ちょっぴり得意気でしたね(笑)
その後は、0年生を含む低学年の授業参観の他、折り紙を教えるワークショップを行ったり、7年生(中学1年)との交流もありました。
研修後半では、現地各所で観察実習を行いました。
農場跡を保育園にリノベーションした、「農場保育園」では、鳥やウサギ、ハムスター、ヤギ、羊など、様々な動物の世話をしている子ども達を観察したり、遊びスポットが30箇所以上あるという「森の幼稚園」では4本の木にロープを巻いてリングをつくりレスリングをしたり、ハンモックをつくってブランコのようにして遊ぶ子など、楽しそうな子ども達の姿を見ることができましたね。
また、福祉コースの学生は、コペンハーゲン近郊の福祉施設も訪問しました。
障がい者施設では、滑車やファイル部品の組立作業が行われており、重度障がい者の方も自らグループホームから通勤するなど、障がい者の自立を尊重しているのがわかりました。高齢者の介護住宅には、ひとつの部屋に居間と寝室、さらにシャワールームもあり、家具や絵画に囲まれ、気持ちよく過ごせる環境が整っていました。
この研修では、学生自身がたくさんのことを経験し、観察しながら学ぶことができました。
新学期が始まったら、研修に参加した仲間達と、ゆっくりと振り返りの時間が設けられる予定です。