人間文化学科・人間文化学会では、11月12日の昼休みに、第4回のキャリア講演会「輝く女性になるために」を開催しました。講師は、2年前に本学科を卒業した第一生命保険株式会社仙台コンサルティング営業オフィスの横田瑞佳さんです。横田さんは、まず、人間文化学会で積極的に活動していたこと、アルバイトの経験など、学生時代にいろいろ活動してきたことが、就職活動や現在の仕事に役立っていることをお話されました。横田さんが就職活動していた頃は、ちょうどコロナ禍で求人も少なく、面接はオンラインが主流だったようです。そのようななかでも、20社ぐらいのインターシップに参加し、まわりの大人に積極的に相談しながら、就職活動を進めていったそうです。横田さんは、職場を訪問して活発な職場の雰囲気が気に入り、ここで働きたいと思ったことや、産休・育休もとりやすく、福利厚生がしっかりしており、自分のキャリア形成に役立つと思ったことが入社の決め手となったということです。その経験から、職場を訪問できる機会があれば、実際に訪問して、いろいろ質問してほしいということでした。今後は、営業の仕事以外にも、企画の仕事もやってみたいと意欲を語ってくれました。学生の感想をいくつか紹介します。
「本日の講演を受けて、学生のうちに何事も経験をしておくことが大切ということを知りました。大学のイベント、資格取得、アルバイトなど、未来のためだけではなく、今の自分の経験値になり、自信がつくのだろうと思いました。横田さんは年齢も近く、共感できるところもあり、先輩の意見として心に残りました。」「まだ1年生なので、就職というと、まだ少し先のことのように感じていましたが、日頃の授業の取り組み方や資格取得などに、積極的に挑戦していくことが大事だとわかりました。」「就活対策について、いつから始めるべきなのか、どのように行動するべきか不安なところがたくさんあったので、就活時代の振り返りや今の企業を選んだ理由を教えていただけて、非常に勉強になりました。」「就活ときくと、企業の好みにあわせなければならないかと思っていましたが、横田さんのお話から、企業も自分も良好な関係で働き続けるためにも、自分がどうしても譲れないこと、心配に思っていることは面接で言うべきだということがわかりました。」「結果を気にして行動をしないことがよくあるのですが、今回のお話をきいて、最初からあきらめるのではなく、結果にとらわれず、様々なことに挑戦して取り組んでいくことが大切で、あきらめ癖をつけないように、大学生活を過ごしていこうと思いました。」
年齢が近い先輩のお話は、最近の就職活動の様子やアドバイスを具体的にきくことができて、心に響いたようですね。来年の1月末には、内定を得ることができた4年生の就活体験を語る講演会を開催予定です。人間文化学科・人間文化学会では、学生のみなさんに役立つキャリア講演会を、来年も開催していきます。