人間文化学科では、11月24日(金)に卒業論文中間報告会を開催しました。各ゼミから選ばれた代表者が、卒論のテーマや研究方法、現在の進捗状況などについて報告しました。発表者とタイトルは以下の通りです。
鈴木彩夏(八木ゼミ) LGBTQ 問題の解決に向けて~人権尊重の観点から~
森万由子(杉井ゼミ) 韓国における美人像の変容
佐藤美羽(大内ゼミ) VOCALOID がもたらした音楽活動の変化
宮内晴菜(大平ゼミ) 宮城農学寮と満洲移民
後藤沙紀(高橋ゼミ) 戦時下の化粧品―昭和 6 年から終戦までの生産動向より―
吉田莉子 マリー・ローランサンの絵画作品における「女性性」に関する考察―画家の私生活と作品の再解釈―
三浦桃子(櫻井ゼミ) 茶文化から見るヴィクトリア朝のリスペクタビリティ
鈴木亜澄(内山ゼミ) 歌舞伎役者と江戸庶民の関係性
下山千晴(大学院修士課程1年)地域社会における実業補修学校―宮城県を事例に―
人間文化学科は国際文化コースと歴史文化コースに分かれていますが、タイトルを見てわかる通り、LGBTQ、VOCALOID といった現代の社会・文化に関する問題や、美術史、近代の産業史など、研究テーマは幅広く、対象地域も日本国内からアジア・ヨーロッパまで多様です。この学びの範囲の広さこそが、人間文化学科の特色です。
報告会は昨年に続いての開催となりましたが、他の4年生には卒論執筆の刺激に、3年生には来年執筆する際のイメージをつかむ機会に、1・2年生には今後のゼミを決める参考になるなど、参加者にとって有意義な時間になったと思います。また、今回は学科OGの大学院生も発表し、本学大学院の研究環境の良さを伝えてくれました。
発表者のみなさん、お疲れさまでした。4年生のみなさん、体調に気をつけてこれから卒論の追い込み頑張ってください。
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