人間文化学科・高橋ゼミの学生が古文書のレスキュー活動に参加しました

8月6日、人間文化学科・高橋ゼミの学生が仙台市若林区の旧家で行われた古文書のレスキュー活動に参加しました。この家は貴重な和洋併置式住宅建築として仙台市の景観重要建造物等指定建物に認定されており、土井晩翠ら数多くの著名人が滞在したことでも知られています。

このたび、この建物が古民家レストラン・宿泊施設に改装されることになり、盆明けからの工事が行われることになりました。それに先立ち、歴史資料保全に携わるNPO法人宮城歴史資料保全ネットワークが中心となって、家内に残された古文書の緊急レスキューが実施されることになり、ネットワーク会員の高橋陽一准教授とゼミ生がボランティアで活動に参加しました。

 

当日は、古文書の確認作業・仕分け・袋詰めを行い、東北大学・災害科学国際研究所への古文書の搬入作業も手伝いました。猛暑の中での作業でしたが、個人宅に残されている古文書の現状を目にする貴重な機会となりました。

(写真上:古文書の仕分けと袋詰め)