7月3日の日曜日に、1年生の交流会が行われました。例年であれば4月に1泊2日のオリエンテーションキャンプを実施しているのですが、一昨年と昨年はコロナ、今年は3月の地震の影響で開催できず、この時期に代わりのイベントを開催することになりました。
交流会では、2つのグループに分かれて秋保温泉(仙台市太白区)の文化や自然を楽しみました。私を含むグループ2のメンバーは、最初に仙台万華鏡美術館へ向かいました。そこでは、真実の口の形をしたものやオルゴールの形をしたものなど様々な万華鏡がありました。実際に覗ける展示物も多くあったので、綺麗な万華鏡の世界を楽しむことができました。
次に磊々峡を散策しました。暑かったのですが、晴れていたので、綺麗な川や滝、緑の自然、また恋人の聖地とされているハート形の岩のくぼみも見ることができました。
お昼ご飯は、ホテルクレセントで食べました。グループ1とも合流して、参加した1年生全員が集合しました。ステーキやスープはもちろん、最後に出た杏仁豆腐のデザートとコーヒーも美味しかったです。感染対策で食事中は会話ができませんでしたが、午前中の疲れも取れ、楽しい食事になりました。また、昼食の前には、ホテル内のギャラリーで美術作品を鑑賞しました。小池曲江や平福百穂の作品が展示されており、その見どころについて、学科の内山先生に解説していただきました。
グループ2のメンバーは、お昼ご飯の後に、お箸の漆塗り体験をしました。箸の長さをのこぎりを使って調整し、そこに漆を塗る作業はおもしろく、やりがいがありました。漆を乾かす期間があるため、箸は後日届くそうですが、完成品を見るのが楽しみです。
秋保温泉で有名なおはぎをお土産に、交流会は終了しました。同じ景色を見たり、体験学習をしたりして、1年生同士の仲がさらに深まったように思えます。例年とは異なる形での交流会にはなりましたが、無事に終えることができて良かったです。
2年 青木湖音