人間文化学科、第4回キャリア講演会が開催されました
10月28日(木)、C304にて、元在イタリア日本国大使館在外公館派遣員として活躍されてきた堀籠莉奈さん(国際文化学科卒業)をお招きし、本年度第4回のキャリア講演会をおこないました。堀籠さんは、大学時代に、文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」国費留学生として8か月間イタリアに留学し、アグリ・ツーリズモを学び、旅行会社に1年間勤めた後、本年9月末まで、ローマの日本国大使館にて勤務しました。その経験や大学時代の活動について、多くの写真を見せながら講演をおこないました。とくに、大学時代にどのようなことを学び、今の自分につなげていったかを、「好きの磨き方」というタイトルに込め、学生へのメッセージを熱く語っていただきました。
講演をきいた学生のみなさんから、「私は、まだ明確な夢がないので、確固たる思いで、イタリア語、イタリアに関することに、たくさん挑戦している堀籠さんが凄いなと思いました。やりたいな、やってみたいなと思うだけで終わらず、堀籠さんのように行動に移してみて、自分の選択肢を増やしていこうと考えました」「入学してから6か月が過ぎ、課題だけこなす日々です。コロナの影響もあり、語学留学も難しい日々ですが、今回の講演をきいて、その状況のなかでも、ボランティア、交流会、サークルなど様々なことに挑戦してみたい、積極的に参加したいと思うようになりました」「イタリア大使館で働く方が、先輩にいるとは思いませんでした。自分も堀籠さんのように、自分のやりたいことに近づくために、まず、自分から行動していこうと思います。できないと諦める前に、まず、やってみる、自分だけで考えず、周りにも発信していく、もっともっと自分を高めていきたいです」「今回の講演会で一番記憶に残っているのは、取捨選択をするということです。あれこれと数多くの選択や方法を抱えることも経験として良いとは思いましが、自分の決めた目標に向かって取捨選択し、一本化することで新しい可能性が開かれることを学ぶことができました」といった多くの感想が寄せられました。