人間文化学会談話会を開催しました
人間文化学会は、12月3日(木)12:10〜12:50、高橋陽一先生を講師としてお迎えして、学会主催の談話会を開催しました。
高橋先生は昨年度本学に赴任され、今年度から人間文化学科所属となり、日本近世史を中心に講義を行っておられます。
今回の談話会では、高橋先生が大学生時代に学んでいたことや現在研究していること、これまで行ってきた様々な仕事・活動などを中心にお話をしていただきました。この中でも特に、現在先生が研究している日本近世史、その中でも江戸時代の旅や地域社会について、なぜ研究するようになったのかというお話はとても興味深かったです。先生は大学で人に誘われて各地へ古文書整理に行かれたり、文化財レスキューとして古民家へ調査に行かれたりなど、様々なことを経験し今の研究を選んだそうです。「させられたことや何となくやってみたことが人生を切り開くこともあるので、好きではないことも一度やってみると良い」、と講話内で先生はおっしゃっていました。これは今の私達にとっても大切なことだと感じました。
今回の講話会は、初めて交流班2年生中心に企画・運営を行いました。3年生の先輩にアドバイスをいただきながら考案し、高橋先生にも積極的にご協力いただいたので、とても良い講話会を開催することができました。しかし、予想よりも講話会参加者が少なかったので、今後の活動では学会の広報に力を入れていきたいと思っています。
人間文化学科2年 菖蒲敬加