第二回就職講演会が開かれました
入社2年目を迎えた「ごんきや(株)」の伊藤千星さんに「たくさんの人生と向き合って」と題して、葬儀社での1年間の経験を話していただきました。伊藤さんは、哲学ゼミで、「苦しみを他者は理解できるのか」という課題で研究し、一時は大学院への進学も考えたということですが、東日本大震災の経験を踏まえ、インフラ関連の企業の内定を得ました。しかし、大学での研究活動を生かしながら社会に役立つ仕事に着きたいと改めて考え、葬儀社に関心を抱き、ご遺族に寄り添うことをポリシーに掲げる「ごんきや」に絞り、採用されたということです。社長さんも来学され、1年でご葬儀の司会までこなせるようになった成長の早さに驚いていると話されました。大学での学びを基礎に努力する卒業生の姿は頼もしさにあふれていました。