人間文化学科プレゼンツ「先祖になる」の上映会を開催します

数々の賞を受賞し、観客を感動の渦に巻き込んだ傑作が宮城学院にやってきます!
是非ご来場ください!

日時 7月27日(土)
15:30 受付開始、開場
16:00 開会
18:30 閉会

場所 大学講堂
プログラム
1.開会の挨拶
2.学科長挨拶
3.「先祖になる」上映
4.監督・池谷薫さんトークショー
5.質疑応答
6.閉会の挨拶

※入場無料

 

男の名は佐藤直志。岩手県陸前高田市で農林業を営み、仲間から“親分”と慕われている。彼の家は1000年に1度の大津波で壊され、消防団員の長男は波にのまれた。生きがいを失った男に何ができるのか?彼はひとつの決断をくだす。元の場所に家を建て直そうというのだ。自分はきこりだ。山に入って木を伐ればいい。友人から田んぼを借り、田植えもしよう。仮設住宅には何があってもいかない。
土地に根ざし、土地に生きる人々の行く末をおもう彼の強さと優しさは、少しずつ周囲を動かし、生きることの本質を問いかけていく。忍び寄る病魔、耐えがたい腰の痛み、遅々として進まない市の復興計画……。数々の障壁を乗り越えて、77歳の彼は夢をかなえることができるのか。
(公式ホームページ・パンフレット引用)
 /senzoninaru.com/

 

監督・池谷薫さん
1958(昭和33)年、東京生まれ。同志社大学卒業後、数多くのテレビ・ドキュメンタリーを演出する。97年、蓮ユニバース設立。初の劇場公開作品となった『延安の娘』(02年)は文化大革命に翻弄された父娘を描き、ベルリン国際映画祭など世界30数カ国で上映され、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー映画賞ほか多数受賞。2作目の『蟻の兵隊』(06年)は中国残留日本兵の悲劇を描き、記録的なロングランヒットとなる。2008年からは立教大学現代心理学部映像身体学科の特任教授を務め(13年3月まで)、卒業制作としてプロデュースした『ちづる』(11年・赤﨑正和監督)は全国規模の劇場公開を果たす。『先祖になる』(12年)はベルリン国際映画祭にてエキュメニカル審査員賞のスペシャル・メンション(特別賞)を受賞。