クリスマスを祝う音楽会を開催しました

12月6日(土)、キャンパス内で「宮城学院クリスマスを祝う音楽会」を開催いたしました。

11時からの開会礼拝では、来場者が礼拝堂に集い、学院長・宗教総主事の佐々木哲夫先生による説教をいただきました。賛美演奏には中高のハンドベルクワイアも参加し、厳かな空気の中、今年もクリスマスのアドベントを迎えることができた喜びを祝う祈りのひとときが持たれました。

1開会礼拝

その後、11時40分からは場所を大学講堂に移し、音楽を介し宮城学院に集った演奏家たちによる2つのコンサートが開催されました。
1つ目は、中高吹奏楽班によるコンサートです。吹奏楽班は、宮城県吹奏楽コンクールに2年連続の県大会進出を果たし、今とても勢いのある部活動の一つです。今回のコンサートでは、サンタとトナカイのヘッドアクセサリーを付け、思わず客席も踊りだしたくなるような楽しいステージを演出してくれました。

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続く2つ目のコンサートには、大学音楽リエゾンセンターが運営する「楽友ネットワーク」に所属する、声楽アンサンブルの「エスポワール・フォレ」、ハーフアンサンブルの「プティ・プラッセ」、ピアノ4手を奏でる佐瀬裕美さん・真弓さん姉妹の3組が出演しました。誰もが一度は聴いたことのあるクリスマスの名曲を、経験豊富な社会人グループだからこそ作られる重厚なサウンドで客席に届けていただきました。

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音楽イベント以外にも、キャンパス内の各所で様々な催しが行われていました。
小ホール内では、宮城学院の学生・教職員・同窓生・保護者の皆様方有志による「バラエティマルシェ」や、県内の5店舗にご協力をいただいた「パンマルシェ」を集めたマルシェコーナーが設けられました。BGMにクリスマスミュージックが流れる賑やかなホール内で、ここでしか買えない一点ものの雑貨や、人気ショップのおいしいパンを求め、お買い物をゆっくりと楽しむ姿が見られました。

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学生食堂ではこの日しか食べられない、あたたかくておいしいクリスマスメニューを提供。
そして、食堂内に常設されているキャンパスピアノでは、大学音楽科の協力のもと、ご来場のお客様や学生・教職員が自由にピアノの演奏を楽しんでいました。

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学生食堂の隣・「うふカフェ」はこの日、学生・生徒主催のワークショップスペースとして開放されました。
お子様も楽しめる「クリスマスカードづくり」や、クイズをとおして社会貢献について学べるコーナーなど、思い思いの作業を進めながら大人の方もお子様も盛り上がっていました。

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屋外では名物・宮城学院産はちみつ販売のコーナーも!
さらに、手回しオルガンのやさしい音色がキャンパス内に彩りを添えていました。

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少しずつ夕暮れが近づいてきた16時より、礼拝堂では音楽会のメインイベント「チャペルコンサート」が開催されました。
今年度のチャペルコンサートは、「マリンバアンサンブルが奏でるクリスマスの響き」と銘打ち、宮城学院音楽科の講師陣である星律子先生・竹内将也先生と、音楽科打楽器専攻の初代卒業生である田村日和さんをお招きしたステージを企画しました。さらに、プログラムの一部では現役の音楽科学生も参加し、宮城学院の教育の継承が形を成した素敵なコンサートとなりました。

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コンサート後には、いよいよ本日のラストプログラム「聖歌隊ミニコンサートとエピローグ」です。
3日前の「てれまさ」で聖歌隊を取材いただいたこともあり、遅い時間にもかかわらず礼拝堂は満員。
聖歌隊の澄んだ歌声が礼拝堂内を満たし、清らかであたたかなエピローグとなりました。

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エピローグ終了後は礼拝堂のイルミネーションと中庭を囲むルミナリエが皆様をお見送り。
ご来場・ご協力・ご参画いただきましたすべての皆様に、素敵なクリスマスの思い出をお持ち帰りいただけておりましたら幸いです。

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