宮城学院の139回目の創立記念日にあたる9月18日(木)、記念行事が行われました。
記念礼拝に先立ち、初代校長であるプールボー先生への祈りの儀が行われました。佐々木 哲夫理事長・学院長、色川 幸子同窓会会長、長谷部 弘学長、平林 健校長により献花が行われ、建学の功労に対する感謝の祈りを捧げました。
引き続き礼拝堂にて、創立記念礼拝・永年勤続表彰式・創立記念講演・墓前礼拝が行われました。
今年度の創立記念礼拝は、司式を宗教総主事である佐々木学院長が務め、説教を日本基督教団横浜指路教会 藤掛順一牧師よりいただきました。説教ではマタイによる福音書第6章25~34節を用い、『あなたがたの父』と題したお話をいただきました。
続く永年勤続表彰では、30年表彰3名、20年表彰4名が表彰を受けました。対象者には、これまでの長きにわたる貢献への感謝と今後の一層の活躍を祈念し、佐々木理事長より表彰状が贈呈されました。
その後行われた創立記念講演では、記念礼拝に続き、日本基督教団横浜指路教会 藤掛牧師にご登壇いただきました。『この最後の者にも』と題した講演では、マタイによる福音書 第20章1節~16節『「ぶどう園の労働者」のたとえ』を用い、業績主義・能力主義を排し平等にもたらされる神の恵みと、学校法人としてあるべき姿を照らし合わせたお話をいただきました。
記念講演終了後は北山キリスト教墓地での墓前礼拝が予定されておりましたが、当日は生憎の雨模様であったため残念ながら中止となり、同窓生・学内関係者は引き続き礼拝堂で礼拝を守りました。司式を色川同窓会長、説教を佐々木学院長・宗教総主事が務め、押川方義、W・E・ホーイら宮城学院の創設者や、宮城学院の教育に大きな貢献をされた宣教師らへの感謝の祈りを捧げました。
また、礼拝終了後には佐々木理事長・学院長が北山キリスト教墓地へ向かい、今後の宮城学院の更なる発展を祈って献花を行いました。
来年、宮城学院は140周年という節目を迎えます。創設者たちが理念として掲げてきた建学の精神を受け継ぎながら、今後も東北を代表する女子教育機関であり続けるため、教職員一同、更なる飛躍を目指して参ります。