朝の連続テレビ小説『なつぞら』ヒロインのモデルは、宮城学院中学校高等学校を卒業した奥山玲子さん

 

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高校時代の奥山さん

現在、朝の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK2019年4月1日から放送)は、北海道で育った少女がアニメーション業界に飛び込み、みずみずしい感性を発揮してゆく姿が描かれていくお話です。

そして、広瀬すずさんが演じるヒロイン「奥原なつ」のモデルとされているのは、宮城学院中学校高等学校を卒業した奥山玲子さんということがわかりました。

奥山さんは、宮城学院120周年展の記念事業の一つ、「記念ロゴマーク作成」で審査委員を務めてくださっています。また、第15代同窓会会長の岩井陽子さんとは、中学高校で同じクラスでした。資料室では、岩井さんに、当時のお話を伺いました

 

 

 

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最優秀に選ばれた伊逹香澄美さんの作品

岩井さん: 「奥山さんと私は、宮城学院中学校の入学試験でとなり同士でした。
彼女は原町小で、私は荒町小。戦後まもなくで、宮城学院は競争率が高くて
入るのが大変でした。
無事合格して、奥山さんと同じ萩組で、また席がとなり同士になりました。
高校は英文コースの梅組。それも同じでしたから、結局、6年間一緒でした。」

 

どんな方でしたか。

岩井さん:「とても頭が良くて、聡明な方でした。
授業中はいつも挿絵のような絵を描いていました。
舞妓さんの絵など何も見ないで書くので、私は一度舞妓さんと枝垂れ柳の絵を
頼んで描いてもらったことを覚えています。すごく正確な絵でしたね。
あと、時間があれば図書館へよく行っていました。ファッションも個性豊かでお洒落で素敵でした。」
「奥山さんと大変親しかったご友人の姉歯さんに聞きましたら、
奥山さんは自分が決断したことは決して曲げない芯の強い女性だったそうです。
この写真も奥山さんのお友だちの小堺さんから貸していただきました。背が高くてまるでタカラジェンヌのようでした。」

 

『なつぞら』もいよいよ奥山さんが活躍されたアニメーション篇へと物語は進んでいきます。
この度、奥山さんの貴重なお話をしてくださった同窓生(高6回)の岩井陽子様、お写真を貸してくださった小堺千枝子(旧姓鈴木)様には、心より感謝を申し上げます。ご協力どうもありがとうございました。