宮城学院礼拝堂のラウンジ コイノニアに、ランカスター神学校サンティ・チャペルのステンドグラスレプリカを設置しました。嶋田順好学院長によるこのレプリカの解説を以下に紹介します。
このステンドグラスのオリジナルは、宮城学院の創立者ウィリアム・E・ホーイ宣教師の母校ランカスター神学校のサンティ・チャペルに据えられています。2018年7月18日にランカスター神学校のキャロル・リッチ校長夫妻が本学を来訪された時に寄贈されたものです。
ステンドグラスには「種蒔き」(ルカ8:4-8)、「収穫」(ルカ10:2)、井戸の水を汲む女(ヨハネ4:1-30)、「世の光キリスト」(ヨハネ8:12)が描かれると共に、下の方には目立ちませんが富士山と鳥居も添えられています。チャペルのステンドグラスは、神学校のコア・アイデンティティを表現していますが、神の召しに応え、宮城学院を創立し、支えるべく多くの宣教師を仙台へと派遣し続けたジャーマン・リフォームド・チャーチの人々の祈りと愛が豊かに表現されている貴重なステンドグラスです。わたしたちはその事実を忘れることなく心に刻むために、ここにこのステンドグラスのレプリカを掲げます。
クリスマスのイベント等で宮城学院礼拝堂にお越しの際は、ぜひご覧ください。