日ごろの備え大丈夫?「防災ハンドブック」を作成しました!

食育活動の一環として毎年10月に行われる防災訓練に合わせ、Food and Smile!(通称FAS)の学生がこれまでの活動の中で考案したレシピや、災害時に役立つ情報をまとめた「防災ハンドブック」を作成しました。

「Food and Smile!」は「食を通じて人々を笑顔に!」をモットーに活動している、食品栄養学科の学生で構成されたボランティア団体です。地域の人々の依頼を受けて料理教室を開催するなど、災害時の食を豊かにするための様々な活動をしています。

昨年度、本学学生を対象に行った防災意識に関する調査では、災害対策があまりできていない、全くできていないと答えた者が半数以上を占めていました。そこで、皆さんが災害時に身の安全を確保し、食事を管理できるようにと、学生の視点から必要な情報をまとめました。災害時に備えて備蓄しておきたい食品や家庭での備蓄方法、簡単に作れる防災食レシピなど役立つ情報を掲載しています。

東日本大震災からまもなく10年。
災害はいつでもどこでも起こりうる、ということを決して忘れず、これを機に、お家の備えを見直してみてはいかがでしょうか。

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■平成30年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業「東日本大震災を契機とする<地域子ども学>の構築-子どもの視点に立ったコミュニティ研究の拠点形成」とは

本事業では,被災地にある大学として地域復興を強く推奨してきた実績をもとに「学習支援」「食育」「子どもの居場所」を最重要課題とする<地域子ども学>を構築し,その知見をもって子どもの視点に立ったコミュニティ形成の拠点形成を目指すことを目標とし研究を進めています。

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■宮城学院女子大学 地域子ども学研究センターとは

<地域子ども学>は,子どもの視点,子どもの主体性を重視し,地域の担い手とともに「子どもの育ちを尊ぶ」まちづくり・コミュニティ形成を目指す学際的研究および実践学です。「地域子ども学研究センター」は、文部科学省の支援事業の一環として,また東日本大震災を契機として本学から新たに立ち上がった研究拠点であり,全国に先駆けた取り組みです。学術と教育実践の場としての本学の強みを最大限に生かし,新しいプロジェクトを共創する東北発フューチャー・センター(市民、学生、子ども、研究者、自治体関係者等が集う,未来志向の議論と共創の場)を目指します。