「ＯＧとの集いカフェ～行政栄養士編～」として、宮城県保健福祉部健康推進課の技師　菊地奈美子さんにお越しいただきました。

　菊地さんは本学を卒業後、「行政栄養士になる」という夢を２年越しで叶えられました。
入庁６年目となった現在は、宮城県の栄養士として、県内に住んでいる人の栄養に関する調査分析を行ったり、病院・社会福祉施設・学校・保育所など給食施設へ定期的に巡回し、栄養面や衛生面の指導を行っておられます。

　菊地さんは「地域住民が健康に何も心配も無く、暮らしていけるようになってほしい」という強い“想い”を持ちながら、日々仕事をされているとのことでした。
また、「自分の行った調査や栄養指導が、宮城県の人々の健康作りに広く活かされることに、やりがいと責任を感じます」というお話もしてくださいました。

　最後に、「公務員試験の対策方法（時間管理など）や、企業選びの際に、純粋に興味がある・自分が成長できるかもといった直感的な“自分の心の声”をしっかり聞くことも大事だ」とのアドバイスをいただきました。

菊地さんは、業務の大変さに、新人の頃は辞めたいと思ったこともあったそうです。しかし、「頑張って続けてきたからこそ、今、見えてきたこともある」と、“続けること”の大切さも学生たちに伝えてくださいました。

学生からは、「菊地さんは毎日大変だとおっしゃっていたが、表情は充実感に溢れていた」・「公務員を目指す上で、どんな対策をすれば良いかが分かった」・「個別に相談をした時も、様々な質問に答えてくれた」などの感想がありました。