学位
芸術修士(東京藝術大学大学院音楽学部作曲専攻修士課程修了)
専門
作曲・音楽理論
主要業績
◇コンクール受賞歴・受賞作品
1. 第56回日本音楽コンクール 作曲部門入選(室内楽作品) 入選作品 「迷想から」弦楽四重奏のための
2. 第57回日本音楽コンクール 作曲部門第2位入賞(管弦楽作品) 入賞作品 オーケストラのための「影に覆われた風景」
3. 1997年 ピアノデュオ作品による第4回国際作曲コンクールピアノ連弾部門 第1位入賞作品 「像(かたち)の交錯」(翌年の同コンクール演奏部門の課題曲に採用)
4. 1998年 第九回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門入選 入選作品 「飛行機雲に」
5. 2000年 第24回ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)ピアノコンペティション新曲課題曲作曲賞 「まどろみの中にて」が特級部門課題曲採用
◇コンサート・主要作品など
1. 1996年小山和彦作品展(自作のみによる個展) 東京都国分寺市いずみホールにて開催。「ピアノのための即興」、「マリンバのためのディヴェルティメント
」等を出品。
2. 1997年スイスのヴィンタートゥーアーにて独奏フルートのための「飛翔」を欧州初演。
3. オーケストラプロジェクト"98にて「交響曲」を初演(十束尚宏指揮、東京交響楽団)。
4. モスクワで開催された第1(1999),2(2000)回国際音楽祭「日本の心」にてヴァイオリンとピアノのための「瞑想」と弦楽合奏のための「牧歌」をロシア初演。
5.「2005アトリオンあきたのこども音楽祭」にて応募作品全13曲の編曲・指揮。
6. オーケストラプロジェクト2008-21世紀~個の確立- にて「ピアノ協奏曲」を初演(渋谷淑子ピアノ独奏、小松一彦指揮、東京交響楽団)。
メッセージ
音楽とは、すばらしいコミュニケーションの手段の一つです。外国語が話せなくてもいろいろな国籍の人々に音を通して、メッセージを伝えたりすることもできるし、楽譜から100年以上前に没した作曲家の心情を感じ取ることもできます。そのためには、楽譜からいろいろな情報を読みとることも大切です。その情報を読みとる訓練を音楽大学の授業の中で積み重ねて行きたいと思っております。
また、音楽を専門にしている人の中にさえ、作曲とは特殊なもの、自分には到底できないものと考えている人がいますが、私たちが言葉を使うということは、読み書き、話し聞くことすべてをすることなので、音楽においても作曲は特殊な行為ではありません。様々な人にとって、作曲をするということも音楽活動の一部になることを望んでいます。
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