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2009年度 第2回音楽科特別教育計画
─ 震える言の葉 ─
G.Crumb & L.Berio 作品展
2009年9月28日(月)17:10開演 宮城学院大学講堂
Programme
ジョージ・クラム:
George Crumb
ルクス・エテルナ( 永遠の光 )
Lux Aeterna
〜 for
five masked musicians (1971)
マドリガル U&V
Madrigals, bookU (1965) , book V (1969)
ルチアーノ・ベリオ:
Luciano
Berio :
セクエンツァ V
Sequenza V 〜 per voce
femminile (1966)
サークルズ
Circles (1960)
出 演
坂本 知亜紀
Soprano
有賀
誠門 Percussion
竹内 将也 Percussion
木ノ脇 道元
Flute
片岡 詩乃 Harp
小日向 英俊 Sitar
≪ コンサートによせて ≫
20世紀後半を代表する作曲家、ジョージ・クラムとルチアーノ・ベリオ。彼らの代表的作品から、私たちの音楽である現代の音楽を身近に感じて頂くべく、最も根源的な楽器である「声」と「打楽器」を軸に様々なアンサンブルの作品を取り上げました。80個に及ぶ打楽器、インドの伝統楽器シタール、フルート奏者はピッコロ、バスフルートに加え、リコーダーまで持ちかえます。打楽器奏者やハープ奏者も歌い、囁き、叫び、歌手は時に舞台を徘徊し、楽器を打ち鳴らし・・・。様々な奏法や表現法は、作曲家たちの途方もない「音」の探求の成果を視覚的にも愉しませてくれることでしょう。今回は、第一線で日本の現代音楽シーンを担う素晴らしい音楽家の皆様をお招きし、豪華メンバーで演奏致します。
演奏会翌日には関連企画として、音楽学会主催にて、お招きした演奏者のお一人で、東京藝術大学名誉教授で、長年NHK交響楽団の首席をつとめられた、日本を代表する打楽器奏者の有賀誠門先生によるワークショップを開催いたします。
また、このコンサートは、学生部による大学祭企画『石川文洋氏 写真展・講演会』開催趣旨に賛同し協力するものです。プログラム冒頭の『ルクス・エテルナ』は、歌詞はラテン語の鎮魂ミサによるものですが、インド音楽にインスピレーションを得たもので、同じくベトナム戦争時に書かれた代表作『ブラック・エンジェル』の悪魔主義的な音楽とはまた違う、神秘に溢れた音楽となっています。
本学声楽専任 ソプラノ 坂本 知亜紀
入場無料
主催
宮城学院女子大学音楽科
お問い合わせ
022-277-6130(音楽科)
music@mgu.ac.jp
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