本学は宮城県警察本部と「学生を犯罪から守るための相互協力に関する協定書」を締結しています。
本学・学芸学部心理行動科学科 犯罪心理学ゼミ(指導教員:浅野晴哉准教授)にて、2024年度卒業研究として2019年に発生した「京都アニメーション放火殺人事件」にて被害にあわれた方にインタビューを実施した学生グループがあり、その一環として制作されたインタビュー動画の一部が、宮城県警察本部が実施する「命の大切さを学ぶ教室」の教材として活用されました。
6月2日に仙台大学において開催された「命の大切さを学ぶ教室」には、インタビュー動画を作成した学生のうちの1人である、松本詩音さん(2024年度卒)が同席。実際に被害者の方と接した時に感じたことや、犯罪が生む影響の大きさを知ってほしいという思いについて、受講した学生へ直接メッセージを送りました。
松本さんは現在、福島県内の児童相談所に勤務し、心理判定員兼児童指導員として職務にあたっています。卒業研究で犯罪被害にあわれた方に直接お話を聞くことは大変貴重な経験であったことを振り返り、犯罪被害にはいつ、どこで出会うかもわからないということや、実際に被害に合った場合には事件以後も二次的な被害として心に傷を負うなど長期間にわたって不安や負担を抱えることがあることを身近に感じることができた、と話していました。
当日の様子は、以下の報道各社にて取り上げられました。
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