大正製薬「リポビタンフィール」のプロモーション企画を実施しました

昨年から今年にかけて行われた、本学学生と大正製薬がコラボする「リポビタンフィール」のプロモーション企画が終了しました。

この企画は、商品がどうしたら消費者に認知され、興味を持ってもらえるかを考えた上で、提案した企画をプレゼンテーションすることによって、学生たちに広告プランニングの現場を体験してもらうことを目的として実施しました。

 

 

その第1回目として、昨年11月8日(土)、まずはリポビタンフィールの商品知識を身に着けるために、大正製薬の方からリポビタンの歴史等について講義を受けたあと、広告代理店の方からは「CM企画から学ぶ広告論」として、CM制作の手法等についてアドバイスをいただきました。

 

その日の午後には、「リポビタンフィールのTV-CMを考える」というテーマの下、学生たちがグループワークを行いました。絵コンテ作りに工夫を凝らしたり、オリジナルのキャラクターを考案するなど、学生ならではの視点から沢山の新しいアイデアが生まれました。

審査を担当した方々からは、「非常に斬新で驚いた」「中堅の広告マンが作るCMのよう」と、お褒めの言葉をいただき、学生たちにとって自信になったようです。

 

2回目の12月17日(水)には、昼休み時間を利用して学食「ピエリス」で商品サンプリングを行いました。ユーザーが商品に対してどのような印象を持つかを知るため、訪れた学生たちに商品を配布し、アンケートに感想を記入してもらいました。

 

活動の仕上げとして、前回のプレゼン大会の中で見事に選ばれたチームのメンバーがミヤギテレビ本社でスタジオ収録を行い、「ちょっとブレイクタイム」(1/10放映)に出演しました。初めはちょっと緊張していましたが、プロの方にメイクをしていただき、大正製薬の方との共演の中でこれまでの活動について話をするなど、貴重な経験ができました。

 

学生たちにとってはこの企画を通して、商品プロモーションの流れや広告業界の仕組みを知ることができ、良い経験になったようです。また、何気なく見ている広告についても、これまでと異なる販売する側の視点に立って深く考えた経験は、将来に向けてきっと役に立つことでしょう。