掲載情報(人間文化学科・大平聡教授)

本学学芸学部人間文化学科・大平聡教授が取り組む学校日誌の保存活動について、6月5日付の読売新聞に記事が掲載されています。
大平教授は宮城県内の小学校に残る明治期からの学校日誌を2009年より蒐集し、当時の時世と生活の関わりについて調査をしています。教職員の異動や学校の統廃合などで散逸や廃棄が進み、保存対策は急務です。現在大平教授は、これらの学校資料の中から1918(大正7)年に猛威を振るったスペイン風邪にまつわる記述を洗い出し、現代のコロナ禍と対比させて教材化する試みを行っています。

なお本学Webサイトでは、スペイン風邪流行の際、ある小学校に記録された出来事について大平教授がコラムを執筆しています。こちらもぜひご覧ください。

◆人間文化学科 連載コラム「病と人間」
病と人間 [1] 病との闘い