「MG-Pスクエア」を開催しました

2月22日(日)に、学生による研究発表企画「MG-Pスクエア」を仙台駅前AER5階 情報・産業プラザ 展示スペースにて開催しました。

「MG-Pスクエア」は、1年生から4年生までの全ての学年から参加者が集い、心理学に関するオリジナルの研究成果を自由に発表するイベントで、今年で2回目を迎えます。卒業研究をポスターにまとめた発表から、錯覚図形や心理学実験のソフトを使って実際の研究を体験してもらう発表まで、さまざまな形式の発表が行われました。

今回は、ゼミや学年の枠組みを超えた取り組みである「名取・閖上プロジェクト」のように、地域のご協力をいただきながらおこなった地域連携研究の発表もありました。このようなプロジェクトの運営もそうですが、ゼミや卒業研究で得られた心理学の研究成果を一般の方に聞いていただくことは、通常の授業ではなかなか実現が難しいものです。「MG-Pスクエア」は、それを実現可能にした貴重な機会となります。

当日は、一般の方々にご来場いただき、たくさんの励まし、お褒めの言葉をいただきました。また、心理行動科学科に来年度入学予定の高校生のみなさんにも来ていただけましたし、発表者どうしでお互いの発表を聞き合う光景もありました。教える立場、質問する立場、それぞれが学びを深め、交流している様子があちこちで見られました。

学生たちの感想には、「毎日楽しいですね…授業の課題を頑張ることも、友達と休み時間にお話することも。でも、強いて言えば、授業時間外でいろいろな現場を見に行ったり、活動できる機会がたくさんあることですかね。」などという声がありました。心理行動科学科が目指す、「心理学は、机の上だけでは学べない」というモットーはまさにそこにあります。

伸び盛りの彼女たちが、授業の枠組みを超えてさらに伸びようとするこの企画は、見ているだけでもパワーが充電されます。心理行動科学科はこういった活動を続けていきます。みなさま、どうぞお越し下さい。

※ 追記:2/28(土)河北新報で紹介されました!

(友野聡子記)