心理学は文科系の中にあって理科系的特徴を多くもつ学問ですから、パソコンは必要不可欠なツールです。心理行動科学科の学生が利用できるパソコンは学内随一の数を誇ります。
デスクトップ・パソコンは、学科図書室に9台、実習室に13台、実験室等に5台、ノートパソコンが副手室等に8台。実に35台ものパソコンを自由に使うことができます(この他に、大学の情報処理教室のパソコンももちろん使えますし、研究室に設置しているパソコンを使えるゼミもあります)。全学年の人数から考えると、5人に1台くらいの割合でパソコンが使える環境を整えている文科系の学科は、全国的にもあまりないでしょう。学生たちが卒業する時には、ワード、エクセル、パワーポイントは楽々と使いこなせるようになりますし、中にはプログラミングを習得する学生もいるくらいです。
さて、これらのパソコンの中で主流のOSだったWindowsXPが、4月9日にマイクロソフトによるサポートが終了することになりました。サポートの終了は、セキュリティの大幅な低下を意味しますので、世界的にXPから新しいOSを搭載したパソコンへの乗り換えが進んでいます。心理行動科学科でも、このサポート終了に対応すべく、パソコンの入れ替えと大幅な増設を行いました。これによって、学科の保有する全てのデスクトップ・パソコンが最新のものに変わり、台数も1割くらい増えたことになります。
4月から始まる新学期を前に学科のあちこちに設置された新たなパソコンたちが、学生の学びを後押ししようと待ち構えています。本学科では、パソコンも大事な大事なスタッフなのです。
(大橋記)