11月4日(金)、学校法人旗立学園 やまびこ幼稚園で、200名の園児のみなさんを対象に、演奏を披露しました。園長先生のご要望で、本格的なクラシックの曲も入れながら、園児たちの好むようなアニメの曲や知っていそうな曲をバランス良く組んで、音楽を素直に楽しみ、親しんでもらえるようなプログラムを考えました。
プログラム
1.フルート/佐藤玲子
ピタゴラスイッチオープニングテー栗原正己
『きらきら星』変奏曲/編曲:篁ゆき
2.ピアノソロ/小川菜摘
ノクターン 第2番/ショパン
仔犬のワルツ/ショパン
3.声楽/岩瀬りゅう子
ドレミの歌/サウンドオブミュージックより
オペラ『トスカ』より、歌に生き恋に生き/プッチーニ
4.ピアノ連弾/我妻郁・千葉悠香
クシコスポスト/ヘルマン•ネッケ
赤とんぼ/山田耕筰
レット・イット・ゴー/アナと雪の女王より
5.アンコール(全体演奏)/全員+園児のみなさん
にじ/中川ひろたか
やまびこのうた
演奏者のコメント
演奏終了後に園長先生とお話しさせて頂いた際に、「昔は子供達に音楽をおとなしく聴かせる、ということが出来ないと思っていた。しかし、子供達は誰に教えられなくても本能で綺麗なもの、そうじゃないもの、素敵な音楽、そうじゃないもの、を感じるもので、本物を見せると皆集中して聴くものだと分かった」というお話を伺いました。まさにその通りで、子供達は理屈で物を考えずに外界から入ってきたものを感じたままに表現、発言します。大人になると「感じたままに」ということが難しくなっていきますが、私達のような演奏家達には1番失くしてはならないものだと思いますし、また、そのような聴衆がいることによって、演奏家としてのさらなる成長に繋がるのではないかと感じました。
帰り際、園庭で遊んでいた園児たち数人が私達の所へ駆け寄って来て『楽しかった!』と満面の笑みで言ってくれたこと、何よりの褒め言葉でした。
今回の訪問をまた次の機会に活かし、演奏家としてさらなる研磨を積んでいきたいと思っています。
(報告者:千葉悠香)