第13回 主張する「みせ」学生デザインコンペにおいて、生活文化デザイン学科3年生の作品が奨励部門賞を受賞いたしました。
■奨励部門賞(生活文化デザイン学科3年・上石晴日)
■綴る「みせ」 -嬉しい知らせを、悲しい出来事を、沢山の想いを、手紙に綴るための「みせ」-
・コンセプト
拝啓
時下、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
最近、携帯電話・スマートフォンの普及によって、手紙を書く機会が激減しているという事実から、もっと手紙を書くような時間と空間を提供できたら、と思いましたので、このような「みせ」を提案します。
一見普通のカフェに見える場所が、手紙を書いていることを主張するような内観になっています。それを目的としていなかった人も、自然に筆を執ってしまうような空間です。
また、ドリンクを頼むカウンターには手紙を預かるポストも設けられていて、そこに手紙を投函するとドリンクのおかわりが出来る、というようにカフェと連動 させることによって、「手紙を書きたい」という目的のある人も呼び込み、自分の気持ちを文字に書いて伝えることの楽しさや大切さを思い出させるような空間 を期待します。
敬具
■コンペ概要
・主催:社団法人商業施設技術者・団体連合会
・応募資格:学生(大学院生、大学生、短大生、専門学校生)個人・共同制作いずれも可
・各賞:最優秀賞1点、優秀賞5点、入賞10点、審査委員特別部門賞7点、奨励部門賞19点
・応募総数:420作品
*)本コンペの参加は卒業研究基礎演習II(担当教員:須田眞史)の一環として行ったものである。