仙台ふるさとの杜再生プロジェクトに参加しました

生活文化デザイン学科 都市デザインゼミでは昨年度に引き続き3,4年生合同のゼミ活動として仙台ふるさとの杜再生プロジェクトに参加しました。東日本大震災の津波により失われた海岸林を多くの市民の手で植え育てていく震災復興と震災メモリアル事業です。まずプロジェクトの拠点となっている海岸公園センターハウスと荒浜圃場に伺いました。センターハウスでは、ふるさとの杜再生プロジェクト連絡会議の副会長を務める阿部所長からプロジェクトと荒浜地域についての説明を伺いました。

IMG_0116 IMG_0121

荒浜圃場に移動して、企業から多くの資材の寄付をいただいていることや育てている苗木の種類について伺いました。

IMG_0126 IMG_0125

本日育樹活動を行うのは荒浜圃場を囲む様に植えられた居久根(イグネ・仙台平野における屋敷林の呼称)の苗木周りの除草です。居久根についての説明と鎌を使った除草の説明をいただきました。

IMG_0133 IMG_0136

1年間研修を受けてボランティア活動をされている海岸林育樹サポーター(黄緑のベスト)の方々と一緒に活動しました。

IMG_0138 IMG_0152 IMG_0155

育樹会の後は海岸防災林を通って深沼海岸に出ました。津波で流されたものが発見されて、阿部所長らによって再建された愛林碑(昭和初期に地元住民が海岸林造成記念に建立したもの)や震災遺構住宅基礎も見学しました。

IMG_0159 IMG_0169

震災遺構荒浜小学校を見学したのち、4年生は卒業研究のアンケート調査も行っていました。

IMG_0172 IMG_0181 IMG_0185

震災とそこからの復興まちづくりの双方について深く体験できたフィールドワークとなりました。ふるさとの杜再生プロジェクトの皆様ありがとうございました。