生活文化デザイン学科都市デザインゼミでは2022年から虹の丘連合町内会のまちづくり活動を支援しています。防災アンケート調査の分析や昨年のスマホまち歩きを経て、今年は「お散歩ビンゴづくり」を行いました。参加者の皆さんは、スマホ講座を受けた後に、町内のおすすめスポットを写真に撮ってLINEオープンチャットに集めてもらいました。それをゼミ3年生がイラストにします。

次の回で、イラストを参加者が選んで並べて、オリジナルのビンゴカードを作ります。

６パターンのお散歩ビンゴカードができました。

最終回はお散歩ビンゴ大会でカードのお披露目です。秋晴れの中、小さなお子さんも参加いただきました。

30分の間に、イラストに描かれたものを探して写真に撮ってきます。

戻ってきて、写真をチェックしてビンゴの確認です。

３列もビンゴになった人には防災グッズがプレゼントされました。

最後に、虹の丘連合町内会役員の皆さんとパチリ。

このスマホ講座と組み合わせたお散歩ビンゴづくりの目的は、１）高齢の方がいざという時に連絡や避難情報にアクセスできるようLINEやQRコードに慣れること。２）外を歩いて健康になること。３）楽しいコミュニティづくり。の３つでした。まちづくりの視点では、自分のまちのおすすめポイントの再発見や、防災倉庫、公衆電話ボックス、ベンチなど大事な場所の再確認などでした。今後の幅広い年代への展開可能性も見出すことができました。